蝿の王大躍進…パズドラ「モンスター&スキルのパワーアップ」考察

デイリーニュースオンライン

 10月10日のパズドラ公式ニコニコ生放送にて、モンスターとスキルの大幅パワーアップの詳細が報じられ、続いて公式サイトにて強化内容のアナウンスがありました。

パズドラ運営サイト:第一回モンスター&スキル大幅パワーアップ!

 ランク300代の中級プレイヤー視点から修正の傾向を見て行きます。

1.メテオボルケーノドラゴンやヒノカグツチなどのスキルターンが短縮

 純粋に強化。重要スキルであるドロップ変化スキル(闇ドロップを火ドロップに変化させる等)の回転率が上がり使いやすくなりました。ヒノカグツチは短縮により、マシンゴーレムなどのアーマーブレイクと同じ防御ダウン効果を同じターン数で発動できるようになって、アーマーブレイクの上位互換として選択肢に入りやすくなったかと思われます。

2.エンハンス系スキルにダメージ効果が追加

 キングホノりんなどのエンハンス系スキルでダメージを与えられるようになりました。しかし、ダメージ目的というよりもエンハンス系スキルを上書き可能にするための措置と思われます(プログラム上、こうしなければ上書きができないようです)。純粋に利便性が上がった形でしょうか。

3.旧西洋神シリーズや究極アマテラスのリーダースキルに攻撃1.5倍が追加

 ミネルヴァやネプチューンなどのダメージ半減系スキルを持つ旧西洋神シリーズ、そして強力な自動回復能力を持つ究極アマテラス。防御系の能力であるため、上級プレイヤーになるとリーダーとして使われにくくなるこれらのキャラに攻撃1.5倍効果が追加されました。上級プレイヤーにはあまり恩恵はないかもしれませんが、序盤のダンジョンでの突破力が増したことで、初心者やライト層にはより遊びやすくなったと思われます。

4.一部モンスターに副タイプ、副属性を追加

 ホルスやラーなどの究極進化に副タイプが追加されました。当時あえてホルスに副タイプを付けなかったのは微妙なバランス調整ゆえと思いますが、周りのキャラクターが強化されていったことで、そこまで及び腰になることもないと考えて足並みを揃えてきた感じでしょうか。プロメテウスなどのパズドラZ輸入キャラに副属性が付いたのも足並みを揃えてきた感じです。

5.覚醒の追加、変更。特に2WAYの大盤振る舞い

 事前に「ガチャ限神のステータスアップ系覚醒は大体置き換える」と予告されていた通り、かなりの数のステータスアップ系覚醒が変更されました。特に目に付いたのが2WAY覚醒の増加。

 これの主眼は麒麟やホルス、イシスなど、属性強化覚醒が使いにくい多色パーティーにおける瞬間威力の底上げと思われます。ニコ生の放送中にも「ドロップ強化覚醒を修正して多色パーティーを強化する」という発言があり、運営としては強くなりすぎた属性強化覚醒+一色染めパーティーに対して、多色パーティーを強化することで平均化を図る狙いがあると思われます。

 ただし、2WAYは一色染めパーティーに対しても恩恵があるため(列+2WAYを絡めることで瞬間火力が更に上がる)、どの程度、一色染めパーティーに迫れるかは、ドロップ強化覚醒の修正と合わせて実際の運用を見てからの判断となりそうです。

 ですが、少なくとも多色パーティーを遊ぶ上での楽しさは増えたかと思われます。多色コンボに「もうひと頑張り4つ消し」を加えることで2WAY発動、攻撃力増強の見返りがあるため、より背伸びしてパズルを頑張るモチベが生まれ、多色パーティーでのパズル性が豊かになるのではないでしょうか。

 なお、2WAY追加により個人的に特筆したいのが獄羅苦狂魔皇・ベルゼブブ。降臨キャラなのでクリアすれば誰でも取れて、フレンド使用率1位の赤ソニアと組むと安定感バツグン。元々攻撃力が高い上に(Lv99時に攻撃2115)、2WAY覚醒が2つに増えたことで更に火力が増強されました。無課金、微課金で未所持の方は、獄羅苦狂魔皇・ベルゼブブを目標に動いてみても良いかもしれません。進化に必要な宝玉を5つ集めるのはやや大変ですが、のんびりやればそのうち集まりますし、降臨をクリアする良いモチベになることでしょう。

 と、覚醒が追加されたキャラクターに関しては諸手を上げて喜べば良いのですが、覚醒が「変更」されたキャラに関しては悲喜こもごも。自動回復が操作時間延長に変化したパールヴァティーなどは純粋な強化というよりは役割の変更といったニュアンスがあり(回復力の底上げ→クシナダなどのコンボパーティーでのパズル補助要員)、喜べるかどうかは人によりそうです。

 また、神エンハンスという強力な一芸を持っているため、究極進化時も控えめな強化に終わってしまったイザナギ。今回も攻撃強化覚醒が暗闇耐性に変化と、なかなか微妙な動きを見せました。アテナパーティーのサブに起用することで暗闇耐性100%を実現できるため、狙いは分からなくもないのですが、「どのダンジョンでもそれなりに有効な攻撃強化」と「特定のダンジョンで非常に有効な暗闇耐性」ではどちらが良いのか難しいところであり、イナザギに関しては今回もかなり及び腰な調整に終わった感があります。

 上記変更は10月15日、Ver.7.2.1アップデート以降に反映されます。

著者プロフィール

作家

架神恭介

広島県出身。早稲田大学第一文学部卒業。『戦闘破壊学園ダンゲロス』で第3回講談社BOX新人賞を受賞し、小説家デビュー。漫画原作や動画制作、パンクロックなど多岐に活動。近著に『仁義なきキリスト教史』(筑摩書房)

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