とにかくうるさい!シンガポール謎のお祭り「三皇五帝千秋」の悪夢 (2/4ページ)
それが毎晩毎晩きっかり夜10時半まで続くのです。それから丸2週間経ってもこの不思議な大騒ぎは続いていて、コンドミニアムの住人の中にはあまりのうるささにノイローゼ気味になる人まで出てくる始末。
閑静な住宅街の夜、2週間も続く大騒ぎ。日本では考えられない事態です。
●一体これは何の騒ぎなのか?

photos by Jinzle’s public domain photos
テント周りに住む外国人を悩ませるこの「三皇五帝千秋」というものは一体何なのか?シンガポーリアンにこの疑問をぶつけたところ、インド系シンガポーリアンはこう答えました。
「2回めのゴーストマンス(8月に一ヶ月続く中華圏のお盆)よ。10年前ぐらいまではゴーストマンスは年に1回だったけど、最近は2回も3回もやるのよ。全く、年に何度もゴーストを呼んだりして迷惑この上ないわ」
話に現実味がなかったので、マレー系シンガポーリアンにも聞いてみました。
「チャイニーズのやつらの祈祷だよ。ほっぺに鉄の串をぐさーっと刺したりするんだ。オレはマレーだから詳しくは知らないけどね」
これもまた意味の分からない答え。それならばと、中華系シンガポーリアンに直接聞いてみたところ、今度は
「古い神様を祀るお祭りなの。中国の伝統よ」
と、こざっぱりしすぎた答えしか返ってきませんでした。
こういう時はネットです。早速「三皇五帝千秋」と検索してみましたが、中国語のページしかヒットしてきません。ならば本場を探ってみようと台湾や中国本土にいる友人に聞いてみたら、驚くべきことに全員が「全く聞いたことがない」と。