あたたかみのある、ほのぼの商店街アニメ『たまこまーけっと』 (1/2ページ)

あにぶ

たまこまーけっと(C)京都アニメーション/うさぎ山商店街
たまこまーけっと(C)京都アニメーション/うさぎ山商店街


商店街というのは日本の原風景といってもいいだろう。様々な商品がそろう場所でありながら、システマチックでないぶん、人と人とがより近い感覚で、和気あいあいと触れあえる場所。
今ではスーパーに客層をもっていかれて、シャッター街となってしまった商店街もある。しかしその唯一無二の姿から、全ての日本人にとって普遍的なノスタルジーを提供してくれる。

このアニメ『 たまこまーけっと 』は、商店街が持つそうした“懐かしさ”を、暖かな人情味をまじえて見せてくれる作品だ。

■もち屋の娘・たまこと“うさぎ山商店街”、そして鳥

本作の主人公はもち屋に生まれた女子高校生・北白川たまこである。のんびりとした優しい性格で、自宅のもち屋「たまや」が入っている商店街“うさぎ山商店街”を心から愛している少女だ。

変わりない日々を送るたまこであったが、ある日突然、彼女の前に言葉をしゃべる鳥が現れる。
……と、こう書くと一大事そうな感じなのだが、そこはマイペースなたまこである。突然あらわれた人語で話す鳥、デラ・モチマッヅィともあっけなく打ち解けてしまう。

■個性的なキャラクターたち

まあそんなわけで、今作のキーとなるキャラクターが、喋る鳥ことデラである。

彼いわく「国の王子のために后を探しにきた王家の使い」であるらしいが、餅を食べすぎて太ったり、人間に恋したりと、その行動はなかなかに自由でお茶目だ。
声優をつとめた山崎たくみ氏の軽妙な演技も相まって、かなりコミカルで親しみやすい鳥になっている。

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