インドのシュール漫画が謎のブームを巻き起こしている件 (1/2ページ)

秒刊サンデー

インドのシュール漫画が謎のブームを巻き起こしている件


映画や小説などの創作物には、制作元の国柄が如実に反映される。その国の文化を学ぶうえで、これほど役に立つ教材は無いだろう。
近頃、インド人のPriyesh Trivedi氏が描いた"Adarsh Balak"という画集がインターネット上で世界的人気を博している。Adarsh Balakとは、日本語で「理想的な少年」という意味だ。とある破天荒なインド人少年が巻き起こす騒動をコミカルに描いたギャグ漫画で、伝統的なインドの規範を痛烈に風刺している。その内容を一部ご紹介しよう。



―瞑想

インドの格式高い修行僧のみが体得できるという空中浮揚。自らの身を宙に浮かせるためには、長年の修行によって邪念を振り払い、無我の境地に到達しなければならない。
しかし、室内で大麻を焚いた主人公は、ドラッグのナチュラルハイ作用であっさり空中浮揚に成功してしまう。主人公は宙に浮きながらのん気にテレビゲームに興じるのであった。



―喧嘩の仲裁

二人の少年が広場で喧嘩をしている。そこに出くわした主人公は、「まぁまぁ落ち着けよ」と二人の間を取り持つ。
するとどこからともなくボクシンググローブを取り出し、「これを付けてやったらどうだ?」と提案。
ボクシンググローブを付けて再開された喧嘩は、少年の歯がへし折れるほどの殴り合いに発展してしまった。しかし主人公はお菓子を食べながら悠然とその光景を見物するのであった。



―化学の成績

主人公の父親は、学校に勤める化学の教師。
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