『スパイダーマン』や『M:i』ように壁を登れるグローブが実現 (3/4ページ)
彼は通常のスプリングでパッチを固定するのではなく、形状記憶合金で出来たスプリングを使ったのです。
通常のスプリングは、輪ゴムを引っ張るようにピンと張りますが、形状記憶合金のスプリングは、チューインガムを引っ張ったように柔らかく、それほどピンと緊張させることはありません。
このようなスプリングで固定される為に、ホークス氏のマイクロウェッジはクライマーの体重をプレート全体にほぼ完璧に近く分散させることができるのです。ホークス氏はガラスの壁を簡単に登ってみせました。
科学者は、このグローブが200ポンドのまでの体重の人であれば使用できると結論付けています。また、このウェッジのいずれかに問題が発生した場合、プレートが自己修正するのです。
前述のケラー・オータム氏は「イモリが壁に張り付いていられるメカニズムを最初に発見した時から15年もの間ずっと、私はこれを夢見てきたのです。このグローブは、人間がビルをよじ登ることができるという十分過ぎる証明と言えるでしょう」と話しました。
この研究の全てはthe Journal of the Royal Society Interfaceで読むことが可能です。