有馬記念でJRA功労者「健さん」馬券来るか!? プチ鹿島の『余計な下世話!』vol.72 (2/2ページ)

東京ブレイキングニュース

 しかしテイオーは来たのだ。1着で。実況アナも感動して声が裏返った。私もなんだか熱くなった。そしてつぶやいたのだ。「おかえり、テイオー」。健さんの言うとおり競馬場で会えた。

 去年トークライブでこの話をしたら爆笑だったけど実際にそのレースビデオを見せたらお客さんは感動していた。今でも「感動」「伝説」のレースというとこの年の有馬記念を挙げる人は多い。

 誤解のないよう言っておくと「競馬はJRAによって仕組まれている」という野暮なことを言っているのではない。楽しみ方のアプローチはいくつもある、ということである。データ、血統、時計、パドック、果てはこのようなこじつけやゴロ合わせ、それぞれの予想でその人が楽しんでいればそれが正解なのである。しかも劇的な偶然は本当にたまにある。

 私に想像する楽しみのひとつを教えてくれた、あの偉大なJRAのCMシリーズの主役であった高倉健さんが先日亡くなった。

 密かに思う。競馬界にとっても大功労者である健さんを偲ぶレースがあるのではないかと。国民的なスターの健さんだ。だったら「高倉健馬券」はやはり年末最後のビッグレース「有馬記念」ではないか。

 こういうときはひねらずにベタな予想でいい。高倉健さんの映画には素晴らしい作品が多いが、ここで浮かぶのは「幸福の黄色いハンカチ」である。今年の有馬記念は「黄色い枠」が来るのではないだろうか。競馬で黄色い帽子の枠は「5枠」である。今年の有馬は健さんを偲んで5枠から買ってみるか。

 信じるか信じないかは、あなた次第。

Written by プチ鹿島

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