【 冬場の低気温で発生する社内サーバルーム内のデータトラブルに注意喚起!メンテナンス不足で想定されるRAID/サーバ機のトラブルとは? 】 (2/4ページ)

バリュープレス



 徹底した管理が行われるデータセンターに比べ、一度レイアウトが完成し環境が整った社内サーバルームでは、一定の温度が保たれているのを確認する程度しかされないことが多いようです。冬場は温度上昇がないことから、サーバルーム内の管理に注力されることがないため、機器の異常に気付かずに運用され、アクセス不可の状態で当社へお問合せされる例は少なくありません。
 冬場では、日頃のメンテナンス不足もあるため、局部的な温度上昇や埃による静電気など、RAID/サーバ機には障害が発生しやすい状態です。冷却ファンによる排熱の流れから、サーバルーム内に人の出入りが少なかったとしても、空気中の埃は2週間もあれば筐体内に入り込み、蓄積された埃によって冷却ファンの動きは鈍くなり、熱暴走を引き起こしやすい状態です。
 また、静電気で電子デバイスが損傷する可能性もあり、はんだ接合部や、回路、ピンなどが機能停止することも考えられます。静電気防止には除去装置や適した服装等も重要ですが、冬場は湿度40%以上を保持することが推奨されます。

 先日当社にお持ち込みがあったHDD4台組のRAID5で構成されたサーバ機は、メンテナンス不足によって熱暴走を起こし、システムダウンした機器でした。熱暴走によってHDD1台が基板破損、1台には重度物理障害が発生していたため、基板破損のHDDを復旧させてから計3台のHDDからデータ解析を行いデータの復旧に成功しております。

 埃の除去や温度管理は行っていたとしても、精密機器を搭載したRAID/サーバ機器の障害は突如発生します。12月に入り社内サーバルームでは冬場特有の埃や静電気が原因のサーバトラブルが発生しやすい状態です。気温ガ低く安定した時期であっても、機器が温度上昇する可能性がある為、日頃のメンテナンスは欠かさずに行うようにしてください。ハードウェア可用性向上のため、ホットスワップやECCは局部的に温度上昇による障害には有効ではない為、注意が必要です。

 RAID/サーバ機の異常に気付いたら、ご自身で復旧を試みて取り返しのつかない状態になる前に、データ復旧の専門家までお問い合わせください。
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