あの在特会がニコニコチャンネル放送開始で広がる波紋 (3/3ページ)

東京ブレイキングニュース

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するとこのような画面に飛ぶ。

「違反番組の報告」

・番組ID、サムネイル、番組説明:念のため、通報したい番組の物かどうか確認を。

・違反項目:下記のプルダウンからひとつ選択

「性的な内容」「暴力的な内容」「残虐な内容」「グロテスクな内容」「法令に違反する内容」「他ユーザーの生放送を妨害する行為」「カテゴリ違反」「保有する権利が侵害されている」

・違反内容の詳細:見回るスタッフが理解しやすいよう簡潔に。

 後は上の項目を選んで『報告する』というボタンを押すだけだ。この通報は1~2件入っただけでは中々動きが期待できないが、さすがに何十件と通報があればドワンゴのスタッフが見回りに行く。そこでスタッフが問題のある内容を目撃すれば、チャンネル担当者に連絡が回り、まずはその番組単体の削除を行うか否かの判断をする。

 そしてドワンゴ内部で「これは放送を止めさせよう」となれば、とりあえず放送中のニコ生はBANされるが、それが何度も積み重なればチャンネルごとの強制閉鎖もあり得る。過去に2つ潰している私が言うのだから間違いない。

 また、もしドワンゴがすっとぼけてやって然るべき対処をしなかった場合は、より話が簡単になる。チャンネルでの違法行為を見逃し続けたとなれば、すべてではないにしろある程度の責任・リスクをドワンゴも背負わねばならないのだから、ドワンゴや角川に対する抗議活動にシフトすればいい。規約には放送内容には責任を持たないといった一文はあるにはあるが、ユーザーや被害者からの要請がドワンゴに届いているのに対処しなかったという証拠があれば、間違いなくドワンゴも巻き込める。という事は、ドワンゴからすれば問題があれば自分に火の粉がかかる前に対処するという事でもある。

 ただし、ここで注意せねばならないのは「在特会が生放送しているから」は何の理由にもならないということ。在特会だろうと何だろうと「これこれこの部分がこの規約に違反している」 だとか 「これこれこういう法律に違反している」といった具体的な理由が必要であるという点を忘れないように。

 今回の記事の主旨をご理解いただけただろうか? ニコニコのチャンネルなんて、風が吹けば閉鎖するようなものなのである。(大事な事なので2回言いました)

Written by 荒井禎雄

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