中日・落合博満GMに反逆の狼煙が上がった! (2/4ページ)
会見場では、記者からの「規定打席に達したら給料を上げてやると言われていたのに、それが守られなかったということですか?」という質問に思わず平田は「ハイ」。その後、「あ、今のはうまいこと書いてくださいね」と言って笑いを誘ったというが、これが本音だったのだろう。大島、平田という主力選手2人が、落合GMの"オレ流"に反旗を翻した瞬間だった。
「今回の契約更改では、いかに今の中日が落合GMにコントロールされているか、如実に現れていました。まず交渉の場がいつもの中日本社ではなく、二軍寮の昇竜館に変更された。本社には反落合派が多いですから避けたんでしょうが、1年間戦った選手の働きを評価する場所として失礼だという声が、球団の中でも上がりました」(前同)
交渉を行う部屋には落合GMと西山和夫球団社長の2人が待ち構え、選手が入ってくるなり、おしゃべり上手の落合GMが8割方、話し続けていたという。
「落合GMは、"いや""でも"など、必ず否定の言葉から入るんです。ああ見えてトークの技術があって、相手を言い負かす。金額に不満げだった大島に対しても"お前の外野の守備はなんだ。俺が監督なら、お前をセンターでなんか使わねえぞ"、さらに"調停するならトレードに出すぞ"とまで言ったそうです。大島がキレる気持ちもわかりますよ」(中日OB)
さらに、こんな驚きの証言も伝わってきた。数日に分けて行われる契約更改では、後半に若手や二軍の選手が主な対象に変わる。
「選手の話では、終盤の更改交渉の場で落合GMがジャージを着ていたというんです。昇竜館への出入り時はジャケットを羽織っていたので、中で着替えたようなんですが……。さすがに選手も"ふざけんな!"と怒ったそうですが、そりゃそうでしょう。選手はスーツで正装して、契約更改に臨んでいるんですから」(前出・中日球団関係者)
これまで本誌は、落合GM独裁政権下における中日のチーム内トラブルを何度か報じてきた。だが、選手が表立って落合GMに歯向かうことは一度もなかった。
「中日グループの総帥である白井文吾オーナーと落合GMの蜜月がすべてです。13年に落合さんがGMの職に就いて以降、GM=オーナーという図式ができ上がり、誰も批判することができなくなった。