第2回「CNET Japan Startup Award」の最優秀賞は「メルカリ」に決定 (2/4ページ)

バリュープレス

ただし、大手ではヤフー、楽天、DeNAなどがしのぎを削り、スマートフォン特化型のオークション、フリーマーケットサービスもスタートアップ企業が数多く展開しており、競合がひしめいている。その中で、サービス開始から約1年半で、利用者数、ダウンロード数、流通総額、出品数など、どれをとっても大幅な成長を見せ、新興ECのフリマアプリとしてはダントツの存在感を見せるまでになった。さらに当初の予定通りに、海外展開も始まった。こうした成長には、サービス力、技術開発力、デザイン力、経営力、資金調達力、マーケティング力など、企業として有していらなければならないさまざまな力がうまく機能しているからだと捉え、総合的に評価した。

●CNET Japan賞
株式会社トランスリミット
サービス・製品名「BrainWars」 http://translimit.co.jp/services/brainwars.html

脳トレアプリ「BrainWars」は2014年5月にリリースしてからわずか半年足らずで累計700万ダウンロードを突破する驚異的な成長。しかも、広告などを活用せずに自然増で伸長していることも注目だ。また、8言語に対応し、現在世界150カ国で利用され海外ユーザー比率が9割を超えている。そして、各国でのアプリの評価はいずれも高く、サービス開始当初から本当の意味で世界展開し、受け入れられているのは過去に例を見ないのではないか。また、高評価が口コミで広がり、自然増につながっていると見られるが、単純にゲーム性がおもしろいだけではなく、操作しやすいユーザーインターフェースや、円滑なコミュニケーションができるシステムなど、開発力も評価した。

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