「朝ドラのネタバレ連発」泉ピン子の毒舌芸は司会者への布石か

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毒舌芸で司会者の椅子ゲットか(写真は公式HPより)
毒舌芸で司会者の椅子ゲットか(写真は公式HPより)

 このところ、女優・泉ピン子(67)の毒舌ぶりが絶好調。「ワイドショーの司会者を狙っているのではないか?」と12月17日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じている。

 芸能界でも歯に衣着せぬご意見番としてのイメージが強いピン子。11月28日、映画『ミュータント・タートルズ』(アメリカ、パラマウント配給、2015年2月7日より公開予定)日本語吹き替え版の公開アフレコで同席したタレントのベッキー(30)に対し、お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワー村本大輔(33)との熱愛についての質問が及ぶと、

「あんな“小物”は私が許しません」

「もっと大物じゃないと」

 とベッキーに代わってバッサリ切り捨てた。

「お正月の週で死にます」マッサンのネタばらしを披露

 NHKの情報番組『あさイチ』(11月13日放送)にゲスト出演した際には、出演中のNHK連続テレビ小説『マッサン』のネタバレを連発。

「私、お正月の週に死にますけど。めでたいときにすみません」

 と、主人公・亀山政春の母である亀山早苗が死ぬことを宣言。嫁イビリをする鬼姑の死は高視聴率を狙えると予想される。それゆえ、このネタばらしは、

「自分の最後の出演シーンを盛り上げて、存在感をアピールするためのしたたかな計算ではないか」

 と、放送記者は同記事内でコメントを載せている。

 しかし、ピン子が自分の存在を際立たせなければいけない理由の一つとして、仕事が激減しているとの見方がある。

 20年以上続いたピン子の代表作の一つである『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)は2011年に終了。『マッサン』でも出番がなくなることが決定しているわけで、収入源が途絶えてしまう。

 かねてから高級ブランド好きでも知られる浪費家のピン子だけに、この事態の打開に“毒舌キャラ”で業界から注目される必要があるのかもしれないが、記事の文中には日本テレビ系のミヤネ屋打倒に燃えるフジテレビが対抗する番組の司会に関心を持ち出した話や、視聴率が低迷続きの『いっぷく』(TBS系)も司会の見直しを検討中で、ピン子の名前が挙がっている旨を伝えている。

 かつて放送されていた『テレビ3面記事 ウィークエンダー』(日テレ系)では、番組リポーターを務めていたこともあるピン子。御意見番として長く芸能界に君臨した和田アキ子(63)は、年齢もあるのか近頃精彩を欠いているし、美川憲一(68)も長期裁判で絶不調。ピン子にとって、毒舌ご意見番席の頂点に収まるなら今がチャンス、といったところだろうか?

(取材・文/一樹守)

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