【競馬予想】朝日杯FSはクラリティスカイでドカンと本命勝負!

デイリーニュースオンライン

10月のいちょうSをレコード勝ち。充実一途のクラリティスカイ
10月のいちょうSをレコード勝ち。充実一途のクラリティスカイ

【中央競馬・今週の狙い馬】

 今週は2歳チャンピオン決定戦の朝日杯フューチュリティS(12月21日/阪神競馬場/芝1600m)。2014年の中央G1も残すところ2戦。このレースで年末の大一番・有馬記念への軍資金をガッチリと確保しておきたいところだ。

人間にも馬にも“いくつもの顔”がある

 彼はおしゃべりで活発だ。彼女は寡黙でおとなしい。などと人様の印象を僕は決めつけない。僕が知っている彼と彼女であって、状況に応じて違う面を見せているかもしれないからである。

 新聞社で競馬記者をしていた時代は毎週金曜日に会社に出向いていた(それ以外の日は現場、つまりトレセンと競馬場)。本社担当という重責は励みであり、朝一番に出社して黙って土曜日の競馬の予想に取り組む。終われば日曜日分の仕込みが待つ。やはり口を開かずに没入する。僕の結婚式のときに「おまえ、笑うんやな」と部長が驚いていた。

 ところが、内勤専門のおっちゃんふたりとアルバイトの3人娘が僕に抱く印象はほかの皆さんと異なる。現場で大好きな競馬と格闘できるのは、なかで支えてくれている方々のお陰だ。馬券で懐が潤えばおっちゃんたちと飲みにいく。複雑な機械もん(超文系の僕にはパソコン処理が手品のように見えた)を操る働き者の娘さんたちを誘い、鍋を囲み焼き肉を堪能する。みんな冗舌な僕を知ってくれている。生業と日常で見せる顔は違って当然だろうと、自分を含めて人様のことも思う。

 先日、角居勝彦調教師を取材させていただいた。牝馬は総じて敏感で、気性の強い子ほど切れ味を持っているケースが多いという。おとなしくさせるように持っていくと、落ち着き過ぎて瞬発力を殺いでしまうことがある。このサジ加減が難しいのだと。

 牡馬でいえばジャパンCを制したエピファネイアなどその典型だろう。菊花賞に向けて折り合い重点の調教を重ね結実した。それが前向きさを欠くことにつながり今春の2戦は伸びあぐねている。本来の活気を呼び戻す調教を積み重ねると、この秋は鞍上を持っていくほどのワールドクラスのパワーが復活。菊花賞だけでなく、ジャパンCでの尋常ではない強さもあの馬の顔のひとつなのだ。

本命はクラリティスカイ 充実の臨戦過程でG1獲りだ!

 コースが変わることで持ち味が生き、裏目に出る場合もある。切れ味勝負では分が悪くとも、いい脚を持続できるよさを発揮できれば答えは違ったものになる。コーナーがふたつで直線の長い阪神競馬場の芝1600m。紛れが極めて生じにくい舞台設定を優先して朝日杯FSの有力馬をチョイスしてみた。

 クラリティスカイはクロフネ産駒らしい骨量豊かな肢体である。ダート戦にも対応可能なシルエットだが四肢の運びが軽くホームストレッチの長い芝の戦いがにいかにも合いそうなタイプ。外観通りの答えをここ2戦で弾き出している。

 クラリティスカイを管理する友道調教師は調教助手当時にクロフネを担当。今年の2歳戦で無類の強さを誇る同厩舎の長が、素晴らしい足跡を残したかつての相棒の子で大仕事に挑む。いい流れではないか。

 タガノエスプレッソはアクションが大きく迫力に満ちた走りをする。加速すると容易には落ちないスピードを持ち、ここ2戦は余すところなくその武器を見せつけている。

 反応がよく、軽快さで勝負できそうなのがダノンプラチナだ。スラッとして映るが筋肉のバランスがいい。当コースに強いディープインパクト産駒だけに注意が必要だろう。

 ブライトエンブレムは栗東トレセンに滞在しているメリットがあり、仕上がりも良好。豪快なフットワークから潜在能力の高さが伝わってくる。瞬発力勝負になると厳しいかもしれないが、競り合いになれば怖い存在だ。

藤村和彦(ふじむらかずひこ)
競馬解説者。1992年から2010年までデイリースポーツ社で記者、デスクとして中央競馬を担当。現在は、週刊『競馬ブック』誌上での「藤村和彦のインタビュールーム」連載、ラジオ関西「競馬ノススメ」(毎週土曜16時30分〜17時)レギュラーなど、フリーで競馬予想、競馬解説、コラム執筆などの活動をしている。
公式サイト/netkeiba.com|No.1予想 藤村和彦

(Photo by JRA)

「【競馬予想】朝日杯FSはクラリティスカイでドカンと本命勝負!」のページです。デイリーニュースオンラインは、G1ギャンブル競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る