忘年会・新年会シーズン到来!「太宰治」に学ぶ酒宴のマナー5つ (3/3ページ)

Amp.

出典: 太宰治 新ハムレット|青空文庫



まとめると

・度を越して飲みすぎて、戻したり、喚いたりするな

・下座の方に座り、謙虚に周りの会話に耳を傾けて、話し手をいい気持ちにさせている姿こそ最もスマートな酒飲みの姿である

・皆酔いが回ってきたようならばダラダラと2次会3次会にはなだれ込まずサッと帰るべし。周りに流されるものは出世しない

・途中参加だろうと宴の席での払いはケチる事なかれ

・酒の席で約束事はするな

という事になります。

出典: 太宰治が勧める酒席のマナー5つ



以上、太宰治著『新ハムレット』から引用した箇所は、ポローニヤス侍従長が息子・レヤチーズに『遊学の心得』を語るシーンの一部。
その他「勉学の仕方」「友人の選び方」「金銭について」「異性との付き合いについて」等が語られているシーンであり、全体を見れば息子から見た、父の少々厳しい教育論・倫理観が語られる場面です。

先行してこの話題をFacebook筆者の個人アカウントで紹介したところ、「太宰治自身酒癖が悪く、地元・三鷹の酒場では嫌われ者だった」というコメントもいただきました。私自身は太宰治の人となりについて不勉強ゆえに、実際そうであったかは確認のしようがありませんし、逆に太宰治と同時代人の詩人・中原中也は酒癖が悪く、よく太宰治に絡んで嫌われていたというエピソードもあります。

この「心得」は、親の語るお小言として書かれたもの。そんなことわかってるよ、わかってるけど出来ないじゃん? という<理想>なのかもしれません(笑)。

とは言え<理想>的で素晴らしい「心得」には違いありません。皆さんもこの5つの心得を肝(肝臓)に銘じ、ぜひこのお酒を飲まずにはいられない年末年始を乗り切ってくださいね!

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