古タイヤから禍々しいモンスターを創り出すアート (2/3ページ)
なのでアヌビスのような『ジャッカル・マン』や、ミノタウロス然とした『ブル・マン』などを拝見しますと、ただ闇雲に形造ったのではなく、しっかりと人体や動物の骨格や筋肉構造を勉強されたであろう痕跡が見て取れます。

同じく、雄牛人間もマッチョ
そして8分弱のものですが、ヨンさんのドキュメンタリー動画もあります。最初にタイヤを使い始めた動機や、アーティストの意義、そしてタイヤ以外の素材を使った新作についてもちょこっとお話されています。
材料はタダみたいなものでしょうけども、重くて堅いタイヤを切ったり仮組みするのはかなりの重労働でしょうね。
ヨンさんは、人から環境問題についてよく質問されるそうですが、最初はそんなことを念頭に置いて制作したのではないそうです。
ただ自分の作品を表現するのに合致するであろう、変わった素材を求めてトライしてみただけだとおっしゃいます。ですが後々に、作品づくりを通して環境問題のことも考えるようなったのだそうです。