「恋愛」の成功率を大きく左右する5つの状況 (1/3ページ)
タフツ大学のサム・ソマーズが書いた『考えてるつもり』は、人間がいかに状況に流されやすいかを解説したおもしろい一冊。なかでも「恋愛」の成功に関しては、もっとも状況の力が大きく関係しているそうな。具体的に恋愛を左右する要素は、以下の5つであります。
1. 距離
まず恋愛で大事なのが「距離」。近所に住んでいればいるほど、親密になる確率は上がっていくものらしい。身近な人と仲良くなるのは当たり前のようですが、その影響力は想像以上にデカいようで、ある実験によれば、「アパートメントの2つの世帯を分ける距離はわずか5.8メートル。たったのそれだけ。そして約6メートル離れるごとに、2つの世帯が親しくなる可能性はほぼ半減していた」とのこと。
また、アメリカで行われた調査では、どの州の街を調べても、家が近ければ近いほど結婚率が高い傾向があり、婚約中のカップルの半数以上は16ブロック以内に住んでいたそうな。
2. 見覚え
次に大事なのが「見覚え」。ひんぱんに顔を合わせる回数が多いほど、相手に対して魅力を感じてしまうわけですね。
たとえば、ピッツバーグ大学の実験では、実際はクラスに登録していない3人の女性に、ほかの学生と一緒に大きな講義室に座ってもらった。1学期を通して、1人目の女性には講義室に5回座ってもらう。2人目は10回。3人目は15回。彼女たちはただじっと座り、100人を超える学生の誰ともひと言の会話も交わさない。
って状況がセッティングされまして、その後でクラスの学生に、女性たちの魅力度を判定してもらったところ、講義室に姿を見せた回数が多ければ多いほど「魅力を感じる」と答える回数が上がったそうな。
3. 相互利益
「相互利益」は、相手から恩を受けたときに、つい好意を感じてしまう現象のこと。