54歳のカリスマ童貞・山口明だから分かる新しいモテ論

童貞モテ革命

連載第43回「自由で無計画な男が実はモテる!?」

　本日も童貞なり。
　今年で55歳になるんですが、四捨五入すると60歳になる山口明です。みなさん、明けましておめでとうございます!!
　ところで、年の初めに1年の目標を考える人がいますよね。でもこんなに不安定で常に激変している、先の見えないような時代に、目標なんて考えようがないですよね。この先どうなるのか、まったく予測が出来ないですからね。

　将来事を考えて、そのために今やるべきことをやっている男って、女性から見たらちゃんとした男に見えるのでしょうか？
　54年生きてきたオレがハッキリ言いますが、想像した将来なんて、まずやってきませんよ。人生ってだいたい想像できないことの連続なんです。
　女性のみなさん、熱く将来の夢を語るような男を、「この人は出来る男だ」なんて早とちりして、股間を熱くするのはやめましょう。想像できるレベルの夢を語っている男って、逆にまったく夢のない男ですよ。

　最近、雑誌で老後に備えて今なにをしたらいいか、みたいな特集をよくやってますが、若いときから老後のことばかりを考える人生ってどうなんでしょうか。まったく面白みがないですよね。平凡で手堅い退屈な人生よりも、予測不可能で何か起こるか分からない、アトラクションみたいな人生の方が面白いでしょう。

　大手企業や銀行が倒産するこの時代に、もう手堅い生き方なんて、実はないんじゃないの？　だったら好きなことを思いっきりやりましょう。こんな時代だからこそ、好き勝手に生きた人の勝ちだし、そんな自由で無計画な男って魅力的ですよ！
　世の中の童貞のみなさんも、今年こそは童貞を卒業しようとかいう小さな夢ではダメですよ。オレみたいに童貞による世界征服、いや宇宙征服ですね。このくらい壮大な夢を持ちましょうよ!!
　ではでは、また来週〜。

【山口明：プロフィール】
やまぐちあきら…54歳カリスマ童貞デザイナー。
「何か起こるか分からない人生。そう、石ころみたいに転がりましょう。『ライク・ア・ローリング・ストーン』ですよ！　これはイントロのオルガンがカッコイイ、ボブ・ディランの曲ですが、このオルガンを弾いてるのがアル・クーパーなのは有名な話。アル・クーパーの『ジョリー』も本当にいい曲ですよね。信じがたいが、アル・クーパーって元々ギタリストだったのに、ボブ・ディランとの出会いがきっかけでオルガンを弾くようになったんです。人生って本当に面白いですよね」

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