ベルリンに引っ越してくる前に知っておいて欲しい大事な事【書類編】

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ベルリンに引っ越してくる前に知っておいて欲しい大事な事【書類編】

期待と不安で胸いっぱいにしながら、国を超えてお引っ越し。 言葉も文化も全く違う国での新生活スタートには、何かと問題がつきもの。 日本にいた時には、思いもよらなかった事に次々と遭遇するのも、仕方がない。 だって、ここは外国だもの。 日本人は、外国人だもの。 降り掛かる予想外の問題を少しでも減らすべく、日本にいる間に出来る限りの準備をしておこう。 前回の『ドイツ語編』に続いて、今回は『書類編』 『ドイツ語編』はこちら↓ ベルリンに引っ越してくる前に知っておいて欲しい大事な事【ドイツ語編】

日本を出たら、日本人は『外国人』。

出典: 一日一景 one day one scene

日本にいる時は、自分の国籍について、自分の持つ権利なんて、さして深く考えもしなかった。

それを否応無しに考えなくてはならないのが、日本を離れた時。
母国を離れた瞬間、『外国人』と呼ばれる様になるのである。

日本だったら自由に選べた職業も、外国人局で貰えるヴィザの種類によって制限される。そんな立場になるのである。

『外国人』の自分が、どんな人間なのか証明してくれる物の1つが『書類』。
滞在に必要なヴィザから、住居探し、学校、仕事探し、自分が何者であるかを証明する書類が、日本以上に常につきまとう。

自分に関する公的書類をかき集めよう。

出典: 一日一景 one day one scene

もちろん、その人それぞれの滞在目的によって、必要な書類は違ってくる。

例えば、今自分が加入している保険に関する書類。
ドイツに引っ越しても、引き続き加入しているつもりなら、その書類一式はマスト。その保険が、ドイツでも適用されるのか?その辺りは、かなり重要なポイントになってくるので、書類を用意するだけでなく、自分自身でも内容をきちんと把握しておく事が重要だ。

例えば、ドイツで学校に入りたい!!
そう思っているなら、自分の学歴に関する書類。いわゆる卒業証明書と成績証明書。大学、専門学校、高校、その辺りまでの証明書は、用意した方がいいだろう。

例えば、ドイツで新しい仕事に就きたい!!
そんな時に必要なのは、自分が今までしてきた仕事の証明書。いわゆる離職証明書。インターンなどを経験しているなら、それを証明してくれる書類も重要である。今まで、自分が経験してきた仕事の経歴、学歴を履歴書に書くだけではない。ドイツの場合は、その履歴書に合わせて、証明書も提出しなくてはならないのだ。

どの書類も、ドイツ語か、それが無理なら、せめて、英語に翻訳した正式な書類の原本を、少なくとも2部以上用意しておこう。

こういった証明書は、ヴィザの申請時にも提出する場合がある。
重要書類は、基本、原本は本人管理、コピーのみを提出可能だが、場合によっては、原本提出を求められる事がある。そうなった時に困らない様、原本は複数用意する方が心強い。

本人でなくては手続き出来ない事が、意外と多い。

出典: 一日一景 one day one scene

ドイツに来てから、必要な事に気づいたあの書類。この書類。
渡独前に忙しくて出来なかったから、ドイツに来てから、手続き内容を変更しよう。

面倒な書類の手続き。ついつい後回しにしがちだけど、電話やメールでの変更はおろか、日本にいる家族の誰かに代理人になってもらう事すら出来ない場合が、意外と多い。

特に、お金に関する手続きなど。
『本人確認』が必須の書類手続きに関しては、どんなに忙しくても、絶対、絶対、日本にいる間にやっておくべき!!

書類関係は、時間がかかる。。。

出典: 一日一景 one day one scene

お役所関係、銀行関係、保険関係。。。
1人の人間が日々生活するために、必要な書類は数えてみるとそれなりの量になる。これらの書類に日本を離れてから頭を悩まされなくてもいい様に、日本にいる間に整理するのである。

渡独前に解約、休止、変更しなくてはいけないのはどれなのか?
渡独後に、メールや電話だけでどこまで対応してもらえるのか?
帰国後に、再び契約、加入する時のために、今のうちに用意した方がいい事はあるのか?
こういった事は、あげていくとキリがない。。。

書類関係は、とにかく煩雑で時間もかかる。
渡独ギリギリになって慌てない様、語学同様、早目に手を付けておいた方が、何かと安心だ。

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