冬アニメの意外な本命!? タイバニ脚本家が手がける『うわばきクック』 (1/2ページ)
1月から読売テレビ・東京MXで放送されているショートアニメ『うわばきクック』。一見するとキッズ向けコンテンツのようだが、その魅力はじわじわと大人にも広がっている。
うわばきクックと手ぶくろテンテ(ショートバージョン)
キャラ設定は『TIGER & BUNNY』西田征史
主人公は左足用のうわばき・クック。双子の兄である右足用のうわばき・カックを探す旅のなかで、さまざまな経験を通じて成長していくというストーリー。1話およそ4分、全13話のショートアニメだ。
一見するとキッズ向けコンテンツ。しかし、その一言だけで片付けられない魅力がある。
まずはその世界観。特にシュールな展開は、一度でも番組を見た人ならだれもが感じるポイント。一方で、作品としての評価も高く、アニメ好きで知られるアナウンサー・松澤千晶さんも絶賛している。
うわばきクック良いわあ…これは素晴らしい知育。
— 松澤千晶 (@chiakinman) 2015, 1月 19そもそも離れ離れになった原因は、“汚れたうわばき(クック)をゴミだと勘違いしたゴミ収集車のおじさんに捨てられてしまった”からだという。見た目のユルさとは裏腹の、悲哀に満ちた出自が秘められている。
実は、キャラクターの設定を手がけているのは、『TIGER & BUNNY』や実写映画・ドラマ『怪物くん』などで脚本を担当した西田征史さん。アニメでは、監督・構成・脚本・音響監督、さらにはナレーションまで担当している。
久野美咲さんや杉田智和さんら人気声優陣にも注目
キャストにも旬な面々が顔を揃える。