バルセロナからプチ旅行、サラゴサへ行ってきた【建築編】

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バルセロナからプチ旅行、サラゴサへ行ってきた【建築編】

マドリッドとバルセロナのちょうど中間地点にあるサラゴサ。 スペインでもアンダルシア地方にあるアルハンブラ宮殿のように、南部にイスラム文化の影響が多く見られるというのはよく知られていると思いますが、北東部に位置するサラゴサにもイスラム建築の特徴を残す建築がみられるというので、見に行ってみました!

サン・サルバドール大聖堂

こちらはラ・セオ(La seo)とも呼ばれているサン・サルバドール大聖堂(Catedral del Salvador de Zaragoza)。
ピラール聖堂ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂 (Basílica de Nuestra Señora del Pilar de Zaragoza)と並ぶ、サラゴサで有名な教会で、世界遺産にもなっています。

写真はイスラム様式の装飾ですが、実はこれ上の写真と同じ建物!正面の様子とはまったく雰囲気も違う。
というのも、この聖堂の注目すべき点はなんと、ロマネスク、ゴシック、ムデハル、ルネサンス、バロック様式が混在しているところ!!12世紀にロマネスク様式で建て始められ、後にモスクが統合されたり、1704年にバロック様式の塔が付けられるまで、すこしずつ姿を変えて行ったそう。

なんだか、今度はモロッコにいるような気分になってきました・・・。

本当に、同じ建物には思えないですね。
中はとても荘厳な雰囲気で、見応えがありました。
ちょうどクリスマスイブの朝だったので、ミサの準備のためか祭壇では準備が進められていました。

アルハフェリア宮殿

こちらもイスラムが支配していた11世紀に建てられた宮殿。
イスラム勢力が去ったあとは教会に変えられたそうですが、その後アラゴン王、カトリック王の居城として使われたとか。
新勢力の王様はすべて壊して立て直すのではなく、そのまま使うというのがなんだか不思議な感覚・・・でもそのおかげで、今の時代に貴重な建築が残っているのですね。

イスラム建築の典型的な中庭の存在。

出典: club de viajes

こちらは、アンダルシアのアルハンブラ宮殿(La Alhambra)。
とても良く似ていますね。アルハフェリア宮殿は、このアルハンブラ宮殿にも影響を与えたとか。
南北で離れた街に、イスラム時代の面影が今も残っているのだと思うとなんだか感慨深い。

柱も典型的なイスラム様式。とても美しい。
モロッコ?アンダルシア??自分がどこにいるのか一瞬わからなくなるような感覚。ちなみにこの宮殿も世界遺産に指定されています。


ヨーロッパらしい街並の中にもちょこちょこイスラム風の装飾がみられたり、スペインの北東、内陸にありながら異国の雰囲気が垣間みれたり・・・そんなところから、かつてのスペインの激動がなんとなく肌で感じられるような気もして、サラゴサはなんとも興味深い街でした。


バルセロナからプチ旅行、サラゴサへ行ってきた【街並編】

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