改正!専業主婦も入れるようになる「確定拠出年金」って何?
老後の支えと言えば、やはり年金が柱です。
ご両親や祖父母をみて、「私の時には年金なんて出るのかな?」と考える方も多いのでは?
近い将来、夫から扶養されている主婦や公務員など、今までは入れなかった人も“確定拠出年金”に入れるようになります。でも、いきなり「確定拠出年金に入れるようになります!」と聞いても、なんだかよくわかりませんよね。
そこで、主婦の確定拠出年金について、ファイナンシャル・プランナーの筆者と一緒に確認してみましょう。
■確定拠出年金って何?
確定拠出年金とは、掛け金を積み立て、本人が原則60歳から70歳までの間に積み立てた資産を受け取る私的年金制度のことです。障害や死亡、脱退に年金や一時金が出ることもあります。
■1年定期から10年運用投資信託、10年積立傷害保険など商品はいろいろ
確定拠出年金には、1年満期定期預金から10年契約の外国株式運用投資信託、積立傷害保険までいろいろあります。元本保証を唱っていても、口座管理、資産を受け取るときや運用指示に手数料もかかることがあり、実質元本割れの可能性もゼロではありません。また、運用益が出た場合は、資産を受け取る時までは非課税です。
■掛け金の全額が社会保険料控除
では、「運用がうまくいかなかったらどうなる?」とちょっと不安になりますよね。
たとえ、運用が思わしくなくても、それをカバーできる長所があるんです。それは、掛け金の全額が社会保険料控除になることです。
個人年金にも個人年金控除がありますが、契約期間10年以上のものに限られました。確定拠出年金は、契約期間が10年以下のものでも掛け金が全額社会保険料控除の対象となり、税金面では優遇されているんです。
1年10万円の掛け金を支払い、10万円控除を受けられたら、年収約 500万円の人は、毎年約10,000円(扶養人数やその他の条件によっても異なる)の節税になります。約10%の利息がついたのと同じ計算になるのです。
ちなみに、1時払いで掛け金を支払うのは、避けた方がいいでしょう。掛け金を支払った1年間だけしか社会保険料控除を受けられないので、節税効果が薄れます。
■意外とかかる、手数料は要チェック!
確定拠出年金は、最初に加入手数料約2,500円かかり、その他にも口座管理手数料、運用指図手数料、資産支払い手数料など約月500円から1,000円手数料がかかることもあります。掛け金や資産が少ないと割に合わないと感じることもあるかもしれません。
■運用会社・販売会社は良く選んで!
確定拠出年金は、一定の要件がなければ脱退はできません。長期契約になることが多いので、万一運用会社が破たんした場合の影響を大きく受けます。契約前に、販売会社や運用会社の格付けやセーフティーネットについて、慎重にチェックしましょう。
いかがでしたか?
「自分の老後はどうなるのかな?」と思う機会もあるかもしれません。長期の運用に興味がある方は、確定拠出年金も選択肢として頭の片隅においておくのはいかがでしょうか?
(拝野洋子)
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