日本全国「巨大地震」最新危険マップ (3/4ページ)

日刊大衆

それらの地域では、中小規模の地震の頻度が高まったあと、30年ほどして大きな地震が起きるという規則性があるんです」(前同)

上の地図には、木村氏の「地震の目」も反映させており、黒い長円形で示した震源域がそれだ。
そんな木村氏が、最も警戒しているというのが、北海道釧路沖。同地ではM8.5の巨大地震の発生が疑われており、その時期が「2010±5年」。つまり、木村氏の予測の最終年が今年というわけだ。

震源域が陸地に近い海底のため、大津波の被害も懸念される。
政府の想定以上の死者が出る

続けて、木村氏が警鐘を鳴らすのが、小笠原諸島沖。
象徴的なのは、2013年の出現以来、今も拡大を続ける西之島新島だろう。
「震源域が陸地から遠く、揺れは関東大震災の時のような激しいものではありません。ただし、津波が東京湾へ押し寄せる可能性はあり、対策が求められます」
そのほかに警戒が必要なのが、宮崎県の東方に位置する日向灘沖。ここにもM8.7の巨大地震が19年までに発生すると木村氏は予測している。
こちらも釧路沖同様に大津波が予想されるが、問題は震源域が「南海トラフ」沿いにあること。

南海トラフとは、フィリピン海プレートとユーラシアプレートが接する静岡県の駿河湾から、日本列島に沿って九州東方沖まで伸びる地帯を指す。
「政府が発表する南海トラフ地震の被害想定者数は、33万人、経済被害は220兆円以上。これは、日本が体験したことのない未曾有の災害です。予想される震源域の近くに名古屋や静岡など大都市が集中していることから、政府の想定以上の死者が出ると指摘する専門家もいます。とにかく、一番危険な地帯なんです」(防災ジャーナリスト)

その南海トラフ地震が、 「5~10年以内に発生する確率は非常に高い」と、指摘するのは、立命館大学環太平洋文明センター歴史都市防災研究所の高橋学教授だ。
「噴火、内陸地震、プレート型地震は別々に扱われていますが、それは間違い。すべてプレートが動くことによって生じたエネルギーによって引き起こされるもので、どういう形で表に出るかだけの違いなんです。

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