みのもんたと共産党の意外すぎるコラボの中身

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しんぶん赤旗に登場したみのもんた
しんぶん赤旗に登場したみのもんた

 安倍晋三首相率いる自公政権の圧勝で幕を閉じた2014年末の衆院選。その影でにわかに存在感を高めたのが、日本共産党だ。公示前の議席数を8から21に伸ばし、憲法改正に突っ走る〝タカ派宰相〟との対決姿勢を鮮明にしている。

 その共産党が一番のウリにするのが、ブラック企業対策などの貧困問題への取り組みだ。

 機関紙「赤旗」は、党の国政での〝闘争〟の様子を連日伝えているが、そんななか、2月1日付の同紙日曜版に意外な人物が登場したことが一部で話題を呼んでいる。TBS系で長年「朝の顔」を務めたタレントでキャスターのみのもんた氏(70)である。

「親近感ある」みのもんた、共産党に共感

「みのは、共産党が衆院に提出した政党助成制度の廃止法案について報じた1面の記事に登場。3面では、1ページ全部を使った関連のインタビュー記事も掲載されていた」

 と語るのは、永田町関係者。しかも驚かされるのは、記事の中で、みの氏が共産党への共感を節々ににじませている点だ。

 みの氏は、記事の中で、

「政党助成金をもらうために「政党」をつくる。ああいうのを見ていると情けない」
「そんな政党助成金はやめればいい」

 などと共産党が出した法案への賛意を表明。さらに自らの戦争体験を振り返って、

「日本を二度と戦争をしない国にしなきゃいかん」

 と語ったほか、安倍政権が進める「原発再稼働」や「沖縄・米軍辺野古新基地建設」などにも反対の姿勢を示した。共産党が争点としているいずれの問題でも、みの氏の主張と合致する部分が多く、しまいには、

「共産党には親近感がある」

 とはっきりと明言しているのだ。

安部首相の甥っ子を入れたフジテレビと軋轢

 ただ、みの氏は、2006年~07年の第一次内閣時から安倍首相と会食を繰り返すほどの仲だったはず。安倍首相にとっては、天敵ともいえる政党に秋波を送ったのはなぜか。

「どうやら昨年末に出した自著『敗者の報道』(TAC出版)がポイントになったようだ。ここで、集団的自衛権や秘密保護法、原発再稼働に反対するなど、安倍政権が進める政策にことごとく反対の姿勢を示した。赤旗紙上でも、この本の話題が取り上げられている」(先の関係者)

 2013年夏に発覚した元日本テレビ社員の次男の不祥事によって、司会を務めた「朝ズバッ!」の降板を余儀なくされたみの氏。昨年10月には「古希の祝い」のパーティーを盛大に催し復活をアピール。キャスター復帰の噂も出たが、それも結局は立ち消えになってしまった。その一因として、前出の本の存在を挙げる向きもあるようだ。

「昼のワイドショーでの登板が有力視されていたフジテレビは、安倍首相の甥っ子を入社させるなど、政権とは近い関係にある。他のテレビ局も政権批判には及び腰だ。左に急旋回したみの氏を起用して官邸とトラブルになる事態は避けたいはずだ」(芸能関係者)

 ただ、キャスター業のみならず、水道メーター会社「ニッコク」の社長も務めるなど、資産家ぶりがつとに知られたみの氏だけに、〝庶民の味方〟を標榜する共産党との〝共闘〟には少し面食らう部分もあるが……。今後の展開が気になる所だ。

(取材・文/浅間三蔵)

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