アメリカでは常識?生理期間を快適にできる「月経カップ」とは?

ANGIE

Sexy young woman in lingerie posing on the bed

毎月やってくる生理。

女性なら誰でも生理中の不快感を経験したことがあると思います。



この時期をなんとか快適に過ごせないものかと、さまざまな工夫をしている人も多いのではないでしょうか。

実は海外ではナプキンやタンポンの他にも、月経カップという生理用品があるそうです。



いったい、どんな製品で、どんな使い方をするものなのでしょう。


体にも地球にも優しい?月経カップとは

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Photo by Pinterest


月経カップとは、シリコンなどの柔軟性のある素材でつくられた鐘型のカップを、タンポンのように膣に入れて使う生理用品です。

とても斬新に感じますが、実は月経カップは新しい製品ではありません。



現在の原型となる月経カップは、1950年代からアメリカで発売されていたということですから、実に60年以上の歴史を持つ生理用品です。

使用方法はタンポンと同じように、膣内に装着して使いますが、タンポンのように奥まで押し込むのではなく、膣の浅い部分に装着して使うのが特徴です。



そして他の生理用品と決定的に違うのが、月経カップは月経血をカップ内に溜めて、外漏れを防ぐという点です。

出血量にもよりますが、最大で12時間の装着が可能とのことなので、外出する際のトイレの心配がなくなる可能性も。



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さらに使い捨てではないこともポイントです。

使い終わったらカップを取り出して、溜まった月経血をトイレに流してからカップを洗浄すれば、繰り返し使うことができます。

丁寧に扱えば10年間も使用できるので、ゴミを減らすことにもつながります。



またアフリカなど女性が満足に生理用品を買えない地域では、繰り返し使える月経カップは救世主とも言える存在。

まだまだ普及しているとは言えない状況ですが、生理中の不潔な環境によって引き起こされる感染症の予防につながるのではと期待されています。


どこで買える、月経カップ?
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残念ながら、現在のところ日本で月経カップは発売されていません。

輸入品ということもあって、価格は4千円前後とお高めです。

ただ長く使えることを考えると、コストパフォーマンスは決して悪くありません。



月経カップにはいくつか種類があるので、購入前に口コミサイトなどで利用者の使用感を確認してみるのも手です。

インタネットで検索してみると、日本でも月経カップの利用者が多いことに驚きます。

中には比較レビューサイトまで登場しています。



年代や出産の有無によって、メーカーごとに推奨しているサイズがあるので、そちらも参考にして選ぶようにしましょう。


口コミからわかる月経カップの使用感

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異物を体内に入れるなんて……と抵抗を感じるかもしれませんが、利用者の口コミをみると意外にも使い心地は悪くない様子です。

外側に血液が漏れないことで、匂いや蒸れを気にすることがなくなったという人や、血液の量や色を確認できるので、生理の状況を把握しやすいといった意見も。



もちろん全ての女性に合うわけではないと思いますが、憂鬱なこの時期を快適に過ごすために、生理用品の選択肢が増えることは女性にとってはうれしいことですよね。

私はちょっと試してみたくなりましたが、みなさんはいかがですか?
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