雪崩に巻き込まれた!の動画で考える、雪崩で生き残るために覚えるべきこと

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雪崩に巻き込まれた!の動画で考える、雪崩で生き残るために覚えるべきこと

ご機嫌いかが?ルビーです。もしも雪崩に巻き込まれたらどうすればいいの?この問に明確に答えられる方は少ないと思うの。でもウィンタースポーツが多様化し、雪山で雪崩の被害にあってしまう危険性もあるわけで・・・ 今回は、実際に雪崩に巻き込まれた動画を見つつ、雪崩から生き延びるスキルを紹介します。

真っ青な空の下、スノーモービルで軽快に斜面を登る男性

出典: youtube.com/Mike Salmon

アメリカ地図の中央から見て、やや左上に位置するワイオミング州。そこの小さな町アフトンで撮影されたこの動画。
黄色い矢印の先にある黒い点に見えるのが、スノーモービルを操る男性です。
友人たちが見守るなか、急斜面を登っていきます。

かなり登った所で雪崩が発生!

出典: youtube.com/Mike Salmon

黄色い矢印の先に、登っていった男性。
赤で囲んだ範囲で雪崩が発生しました。
撮影している男性も、「Oh! No!」と叫んでいます。

雪崩から逃げるために、一旦退避!

出典: youtube.com/Mike Salmon

雪崩を確認後、すぐにエンジンスタート。
雪が落ちてくる方向を確認しつつ、画面右方向へ逃げます。
ここで雪崩に巻き込まれた、さっきの男性を助けることはできない。冷静な判断で安全な場所まで移動します。

雪崩が止まると同時に救出へ!

出典: youtube.com/Mike Salmon

ものすごいスピードで救助へ向かいます。
画面の奥は、救助へ向かう別の方。

男性発見!

出典: youtube.com/Mike Salmon

すぐにヘルメットを外し、気道を確保。息さえできれば一安心ですよね。
彼は完全に埋まることがなかったので、ラッキーだったんだと思います。

恐ろしい雪崩の様子を動画でどうぞ! HoneyBadger vs Avalanche

出典: youtube.com/Mike Salmon

雪崩のスピードと落ちてくる雪の量が凄い・・・
すぐに助け出されて、本当に良かった。

雪崩に巻き込まれると、人の体は下へ下へと引き込まれるのだそうです。

流下する雪崩の密度よりも、人の密度のほうが大きいので、何もしないと沈みます。また、外れない滑走用具(スノーボードやテレマーク)は、抵抗となり、流下する雪崩の底に人を引き込む役目(アンカー)となります。スキーヤーであれば、ストックの手革も同様です。

出典: 雪崩の知識 / 日本雪崩ネットワーク

こちらは、日本雪崩ネットワークさんが雪崩について詳しく説明してくださっているページの文章です。

「なにもしないと、雪崩の中で体は沈む」
これは覚えておくべきことだと思います。

では、雪崩から生き残るためにどうすればいいのか。ポイント1「叫ぶ」

雪崩に遭った人自身が助かろうと努力することを<サバイバル>といいます。足元が動き、雪崩の発生に気づいた人は、その瞬間に、叫んでください。これは、たくさんの目で流されていく人を注視し、どこで見えなくなったのか、どの方向に流されたのかを見届けることで、初動捜索を速やかに進めるため、とても重要です。

出典: 雪崩の知識 / 日本雪崩ネットワーク

周りの人に雪崩を知らせると共に、自分の埋まった場所を見ていて貰うという意味でも、重要なのだそうです。

ポイント2「とにかく、上へ上へ!」

流下する雪崩に巻き込まれ、流され始めたら、その表層に留まれるように努力します。

出典: 雪崩の知識 / 日本雪崩ネットワーク

よく「雪の中で泳ぐと助かる」といいますが、本当なのでしょうか。

装備を捨てて雪崩の表面付近に浮かび上がれるように泳げとも言われるが、これは雪崩の規模によりけりで、比較的小規模の流れ型雪崩の場合は有効であるが、ある程度以上の規模の場合はそのような行為を行う余裕はまったくないと考えられる。

出典: ウィキペディア/ 雪崩

規模にもよるけれど「とにかく上を目指してもがくべき」ということのようです。

ポイント3「雪が完全に止まる前にすべきこと2つ」

雪崩が停止する前に、可能であれば、エアポケットを作るようにします。また、もし、上がわかるのであれば、そちらの方向に片手を突き出すこと有効です。もし、少しでも手がでていれば、素早く掘り出してもらえるかも知れません。

出典: 雪崩の知識 / 日本雪崩ネットワーク

雪崩が止まりそうになったら、空気を溜めておくための空間を口の周りに作るよう努め、また雪面の上に手・足・あるいは装備品などを突き出すように努める。しかし、これらはいずれも意識を失えば出来ない事である。もし雪が止まっても動く事ができるならば、空気を溜める空間を広げるべきだが、酸素の消費を抑えるため無駄な運動はしない事。雪崩は動いている間は体を動かすことが可能だが、止まってしまえば硬くなり動くことは出来ない、雪崩のスピードが落ちたら出来る限り明るい方向へ向かって動く事が重要である。

出典: ウィキペディア/ 雪崩

ポイントは雪が止まる前に「エアポケットを作り」「腕などを雪の上に出すこと」

雪が止まってしまうと、全く動けなくなるそうです

埋まってしまったら、何もできることはありません。雪崩れるスラブの統計的な重さを思い出してください。真っ暗で、冷たく、まったく身動きでないところに、閉じこめられるのが埋没の現実です。雪の圧力で、たとえ頭部を下に埋まっていても、それに気づかないことも、ごく普通にあります。

出典: 雪崩の知識 / 日本雪崩ネットワーク

恐ろしいですよね・・・

雪崩エアバッグって???

(function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/all.js#xfbml=1"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));投稿 by ABS - Avalanche Airbag System.

出典: Facebook / ABS - Avalanche Airbag System

この画像は、雪崩エアバッグを販売するABS - Avalanche Airbag Systemのフェイスブックページのもの。
雪崩に巻き込まれた時にザックのエアバッグを開き、雪の中に沈み込むのを防ぐのだそうです。

海外の物ですが、国内でも2種類が購入できるそうですよ。価格は12~14万円。安いものではないですが、順調に売れているのだそうです。

雪崩に巻き込まれた時に助かるために、必要な装備があります。

出典: ウィキペディア/ 雪崩 / 雪崩対策装備 / User:Nolispanmo

左から、雪崩エアバッグ、プローブ、ショベル、ビーコン

プローブは、伸ばすと長い棒になり、雪の中に刺すことで人を発見します。
ショベルは、雪を掘るため。
ビーコンは、電波を発信し自分の一を知らせるためのもの。スイッチを変えると、他のビーコンが発している電波を探すことが出来ます。
そして雪崩エアバッグ。

この4個は、雪崩危険地帯で行動する場合の最低限の装備であると考えられているそうです。

ビーコンはとても大切なのだそうです

吹雪時の雪崩など、雪崩発生後も、そのリスクが低下していない場合、そこに大人数の捜索隊を投入できないこともあります。しかし、家族や仲間は、一刻も早く助け出したいのは言うまでもありません。つまり、ビーコンは、自身の生還の可能性を高めるだけではなく、家族や友人、そして警察や消防、遭難対策協議会といった第三者に、不要なリスクを冒させないためにも、所持すべきです。ビーコンを所持していれば、同じ範囲を5分ほどで、およその埋没位置の特定が可能だからです。

出典: 雪崩の知識 / 日本雪崩ネットワーク

自分の為にも、捜索してくれる人たちの安全の為にも、ぜひ所持してくださいね。

楽しいはずのウィンタースポーツが危険なものになってしまうのは避けたいですよね

今回雪崩に遭遇した時のサバイバルに関して、最低限ですがお届けしました。
ウィンタースポーツは基本的にはとっても楽しいですよね。でも、冬山に潜むリスクを減らすためにも、
「もしもの時の知識」
「安全装備」
「気象や雪崩情報のチェック」
を怠らずに、楽しく安全にウィンタースポーツを楽しんでください。

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