子どもに文字を教えるとき大人が陥りやすい「カワカマス理論」って何? (2/3ページ)
「あ」・・・ひらがな一字一字は、音を表すだけで意味そのものを表していない単なる記号です。“あ”と見せられても色もなければ形もない、何か具体的なものが頭に浮かぶことはなく、覚えにくいのです。
「中」・・・画数は少ないので小学1年生で習うが、“コップの中”“部屋の中”と使用法に掴みどころがない。ちなみに、“上”“下”“左”“右”の漢字もイメージが湧きにくいので覚えにくい漢字です。
「虫」・・・“中”よりはイメージが湧くが“虫”という名前の虫はこの世にはいません。“蟻”のようにパッとイメージできません
「蟻」・・・子どもは頭の中に、実物のあの黒くて小さい“蟻”を直ぐに思い浮かべることができ、記憶に留めることが簡単にできます。
ひらがなの“あいうえお表”を貼って見せているのは、大人がアラビア文字を見せられていることと同じこと。子どもにとっては訳がわかりません。
■英単語と同じ
英語の絵本を読んでいるときアルファベット一文字一文字を知っていても、“Icecream”“apple”など言葉として単語が頭に入っていなければ、子どもは声にすら出すことは出来ないのと同じです。
ひらがなをバラバラで知っていて、一見、声に出して読んでいる風に見えても“拾い読み”しているだけ。意味がよくつかめません。ママだってひらがなばかりの絵本を読み辛いと思うでしょう。漢字に置き換えていくと、意味がわかります。
子どもも同じ。漢字力がある子は、最終的には高い読解力が付きます。
■実践編
街中の“●●銀行”“(牛丼屋の)●●家”など、漢字満載なのにお子さんが読めるということはありせんか。
“林檎”“救急車”“怪獣”“冷蔵庫”などの漢字も見せてください。あっという間に覚えてしまうでしょう。これを名刺サイズのカルタにしてゲームをしましょう。高い漢字力がつき読解力がついていきます。
いかがでしたか?
昔、ママが苦労した漢字テストの苦い経験”仕切り”にならないようにし、「漢字は難しい」という常識を捨ててみましょう。親が固定観念にとらわれてしまうカワカマスにならないことが子どもの能力を伸ばすコツですよ。