住まいと子どもの人数で変わる「シングルマザー」の生命保険の入り方
あってはならないことですが、シングルマザーだからこそ考えておきたい「万が一のこと」
必要な保険、不必要な保険を正しく見分けるために、シングルマザーの筆者が生命保険の入り方についてご紹介します。
■頼れる国の制度「遺族年金」
シングルマザーが亡くなった場合、国から「遺族年金」が子どもに支給されます。遺族年金には遺族基礎年金と遺族厚生年金があり、それぞれ支給額が変わります。
(1)遺族基礎年金
遺族年金の基礎となる部分で、金額は子ども1人の場合
年間約77万
となります。また、子どもが2人ではプラス約22万、3人では約7万が支給されます。高校を卒業すると支給されなくなりますが、ありがたい国の制度です。国民年金保険料を支払っていることが条件です。
(2)遺族厚生年金
厚生年金に加入している場合は「遺族基礎年金」にプラスして支給されます。給与によって異なり、給与が多いほど遺族厚生年金の支給額は大きくなります。
年間10万~50万を目安にしてください。また、正社員で務めている場合は、死亡退職金が出る会社もあります。
■生命保険の保障額はいくら必要?
よくある質問ですが、住まいと子どもの人数で大きく変わってきます。
(1)住まい
持家で団体信用生命保険に加入している場合は、住宅ローンの支払いがなくなると共に、持家を資産として子どもに残すことができます。また、両親などと同居であれば、当面の子ど もの住まいは心配する必要がないなどの安心もあり、生命保険の保障額は比較的小さく済みます。
(2)子どもの人数
子どもの教育費を考えた場合、子どもそれぞれに必要となってきます。しかし、遺族年金の支給を見ると、子ども1人で約77万ですが2人目、3人目は受給額が下がっています。子どもの人数が多いほど生命保険の保障は大きく備える必要があります。
■効率よく生命保険に入るには
保障が大きい方が安心ではありますが、家計からの月々の保険料を支払うのが大変なのがシングルマザーの家計の実態。より効率的に生命保険に入る方法を考えましょう。
(1)子どもが小さいときは保障は大きく、自立したら小さくなる保険に入る
収入保障タイプの保険です。子どもの成長と共に保障が小さくなるので、実態とも合っており、かつ保険料が安いのが特徴です。
(2)貯蓄型の終身保険に入る
このタイプの保険の特徴は、”死亡したら保障がでる”かつ”長期間加入することで、支払った金額より多く解約金が戻ってくる”という”保障”と”貯金”を兼ね備えていることです。さまざまな保険商品がありますので、貯蓄型も視野に入れて検討しましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は、シングルマザーが亡くなった時の保険でしたが、子どもが小さいうちに万が一は絶対あってはいけません。
交通事故にならないよう時間に余裕をもって行動する、健康診断を定期的に受けるなど、忙しくてつい後回しになっていることもこの機会に是非思い出してくださいね。
(加藤葉子)
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