【アニメキャラの魅力】魔王討伐を誓う女勇者兼テレアポの契約社員?「遊佐恵美」の魅力『はたらく魔王さま!』 (1/2ページ)
『はたらく魔王さま!』は、ライトノベルとして発売され、アニメ化されることでさらなる人気を得ました。主人公でもある魔王が勇者に敗れ、逃げた先が運悪く魔力のほとんどない日本。どうにかしようにも魔力がないためどうにもなりません・・・。仕方なく生活しながら再起をはかろうとするのですが、追いかけてきた勇者や元の世界の住人たちが登場し、事態はさらに混沌としていきます。その勇者こそ今回ご紹介するエミリアであり、日本での名を「遊佐恵美」(ゆさえみ)と言います。しかし、彼女もまた魔力の使えない日本では、魔王を簡単に倒すことができずに苦労するのです。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■並々ならぬ魔族に対する嫌悪
これは恵美の父が、ある魔族の襲撃によって殺されたというのが原因です。その結果、彼女は魔王の討伐(魔族の殲滅)に乗り出します。そして出自も特別な彼女はめきめきと頭角を現し、その実力は魔王とその腹心を追い詰めたというほど。
そんな彼女ですから、魔王たちとの会話シーンではとにかく怒っていることが多いです。彼らのやることなすこと全てに腹が立って仕方がないのでしょう。その怒りは魔王たちの貧相な食卓風景(こんにゃくときゅうりのみ)にまで飛び、「こんな奴を倒すために世界を渡ったの!?」とそのボルテージを上げていきます。確かに6畳一間で金欠にあえぐ魔王の姿など見たくありませんよね(笑)。しかし、この嫌悪も相手を知るうちに少しずつ薄れていきます。相手の人柄を知るとどうしても情が湧いてくるもの・・・。特にその相手が優しく真面目なのですから余計に・・・。
■から回る正義
恵美はとにかく魔族を嫌っていますので、魔王が何かをしようとするとその裏に隠されている真意を見極めようと“無駄な時間”を過ごします。仕事が終わったあとは彼らの監視をして、怪しいと思えばこっそりあとをつけ(結局スーパーで特売の卵を買っただけ)、またあるときは足早に出かける彼らを追っていき(銭湯が閉まるから急いでいただけ)、そこから分かったのは、彼らが普通の生活を送っているという事実だけ。ここまでくると恵美が必死になって行動すればするほど、その虚しさは大きくなります。