ASEAN諸国を対象に行なわれた対日世論調査。 そこでアジアや欧米の主要国と比べても日本に対する好感度が極めて高いことがわかりました。 ASEAN諸国の日本に対するイメージはどのようなものでしょう？

外務省が2014年3月に行なったASEAN7ヵ国（インドネシア，マレーシア，フィリピン，シンガポール，タイ，ベトナム，ミャンマー）における対日世論調査。

日本に対するイメージや、日本と自国との関係について回答を集めたものです。

最も信頼できる国は…？

出典： 外務省

アジアや欧米の主要国11カ国のなかで、日本が最も信頼できる国と選んだ人は全体の30％にのぼり、トップとなりました。

日本はフィリピンとシンガポールを除くすべての国で最も信頼できる国と評価され、フィリピンではアメリカが最も信頼できる国として挙げられ、シンガポールでは日本とアメリカが同程度に信頼できる国と評価されました。

日本の印象は？

出典： 外務省

すべての国で日本で技術的に進んだ国としての印象が多く聞かれました。
フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムは、日本を文化的に豊かな国と捉えているようです。

現在の重要なパートナーは？

出典： 外務省

重要な現在のパートナーは、
日本 65％
中国 48％
アメリカ 47%
と回答されました。

将来の重要なパートナーは？

出典： 外務省

強化すべき分野は？

出典： 外務省

多くの国で科学技術、貿易投資、地球環境問題が取り上げられていますが、
タイでは観光、インドネシアとベトナムではエネルギー分野への期待もありました。

日本が貢献すべき分野は？

出典： 外務省

経済技術協力は、すべての国がトップの項目としてあげました。
シンガポールでは経済技術協力と文化交流が同等に重要だとみなされているようです。


詳しい結果は外務省のページで閲覧できます。
ASEAN7ヵ国における対日世論調査（結果概要）
「ASEANにおける対日世論調査」(PDF)