上海在住日本人が見た”タイの坊さんもキレるほど悪い”中国人のマナー問題 (2/2ページ)

日刊大衆



トイレの使い方だけでなく、街中ではポイ捨てもひどい。菓子袋やペットボトル、ちり紙、タバコの吸い殻、串焼きの串……。道ばたにゴミを捨てることは、彼らにとっては大して悪いことではないのだ。

また、地下鉄や鉄道線路の駅では切符を買わずに改札をくぐり抜けたり、平然と割り込みをする光景も何ら珍しくないという。

「共通していえるのは、『とにかく自分さえ良ければいい』という利己主義思想です。儒教文化を捨ててしまったため、倫理観や道徳意識の基盤となるものがないんです。そして中国人は常に他人と張り合いながら生きているので、譲り合うという心の余裕があまりないのです」

中国政府は民度アップのためにさまざまなスローガンを掲げて啓蒙活動にいそしんでいるが、13億人がマトモな道徳意識を持てるようになるのは、一体いつになるのだろう。

「今の若い中国人たちは、だいぶマナーが向上しています。もう一世代か二世代ほど世代交代が進めば、だいぶ意識も変わってくると思いますよ」

中国人の振る舞いに悩まされずに済むの日が来るのは、当分先のことになりそうだ。
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