『School Days』をはじめとするデイズ作品で主にメインヒロインを務めるのが、今回ご紹介する「桂言葉」。ヤンデレブームの火付け役ではないかと言われる彼女の魅力に迫ってみたいと思います。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■乙女なんです！

　彼女にとって、本作の主人公「伊藤誠」との恋愛が人生初の恋愛です。彼女の全身からぴゅあぴゅあでフローラルな香りが溢れ出してきそうなくらいに、ウブで可愛らしい反応を見ることができます。彼のためにどんなお弁当を作っていこうかを考えながら、お母さんに楽しそうに相談するのですから、そのピュアっぷりは天井知らず。反面、手をつないだりキスしたりなどにはさらに奥手で、同じく本格的な恋愛未経験な誠にとっては大層なストレスだったようですが、そんな戸惑いのリアクションさえも可愛らしいじゃないですか。ここまで乙女な子はもはや天然記念物です。

■すべてを許しちゃう女神のような優しさ

　こんな素敵なヒロインがいるのに「伊藤誠」という輩は浮気します。それも一度や二度ではありません。そんな最低男をひたすら慕って許してくれる姿はまるで天使、いや、女神です。「伊藤誠」はどう思ったかはわかりませんが、やましいことを事情も聞かずに許してくれるなど、なかなかできることではありません。

　ゲームとはいえ、言葉と付き合っているのにもかかわらずもう一人のヒロインに惹かれてしまい、大きな罪悪感に苛まれていたときに彼女から言われた許しの一言は、もはや最高の悩殺文句でした・・・。

■めちゃくちゃ一途

　彼女は純粋で一途です。自分が好きになった相手をどこまでも好きでいます。思いが募り過ぎて暴走してしまうことも多々あるようですが・・・。そしてアニメ終盤のような悲劇が引き起こされることもあります・・・。

　しかし、クラスメイトからは「伊藤誠」と付き合っていることから執拗ないじめを受け、当の「伊藤誠」は別の女性と一緒にいるというのですから、心を病んでしまったとしてもおかしくないですよね？注目すべきなのはそれだけ一途であるということです。