【三十路と婚活】こんな男とデートしてみた~国際弁護士/35歳の巻~ (2/2ページ)
しばらく歩くと、
「この辺なら、●ロント、ド●ール、タリー●あたりのカフェがあるから、どこにしようか?」とオッサン。
「・・・?!そっちの『カフェ』か!」(迂闊ポイント2)
ということで、結局彼の言う「カフェ」で話をすることに。
私たちの横の席では結婚式帰りの女子3人がガールズトークに花を咲かせ、こちらの席ではちっちゃいオッサンがセルフプレゼンテーションに花を咲かせていました。何ともシュールな絵面です。
「僕と結婚してくれたら給料は全部君に渡す、料理も僕がする、挑戦したいことがあったら君を全力で応援する、夜の営みも頑張る!」
そんな贅沢な条件を、笑顔で皺くちゃにした顔と前傾姿勢で語る彼に、私は
「あ・・・いやぁ。うーん・・・えっ・・・??お、おぅ。」で繰り出される、三十路リアクション奥義「あいうえおの計」で応戦しました。
でも私はオッサンの話より、隣の彼女たちにどう見られているかの方が気になってしまいました。こんなダサいオッサンと一緒にいる所、一秒たりとも見られたくないんですもん。
だって、大したことない男と一緒にいるなんてみっともないし、こんな男が私に相応しい人だとしたら、認めたくなかったから。
でもこの瞬間、私は悟りました。相手を選ばなければ、結婚はできるということを。
同時に、こうも悟りました。私は結婚できないんじゃない、ゲスい男と結婚“したくない”だけだということを。
そんな悟りを開いていたら、いつの間にかオッサンのプレゼンテーションは終了し、最後の質問が私に投げかけられました。
「僕と、結婚を前提にお付き合いしてくれませんか?」
私の答えはただ一つ「お断りします!」、ロイター通信もびっくりするほどの速さで即答しました。
結婚までの道のりは、意外と遠くて厳しいものかもしれません。