わが子が叩いた、叩かれた!? 「子どものためになる」親の対処術3つ
保育園や幼稚園で“お友達との関わり”が出てきた子どもたち。仲良く遊んでいる様はとても微笑ましく、ずっと見守っていたくなりますね。
でも、その時期は自分の思いを主張したい、お友達に分かってもらいたい! でもどうしたらいいかわからない……そんなときについ手が出てしまうのは、とてもよくあること。
そして、わが子が他のお子さんを叩いた! 逆にわが子が他のお子さんに叩かれた! というときに親がモヤモヤしてしまうのも当たり前のことです。
そんなときに親がすると子どもの気持ちをうまくサポート出来る行動6つをまとめました。
■子どもの気持ちになってみて取るべき行動3つ
(1)まずは見守る
一触即発……! とヒヤっとしても、急に2人で笑い出すなどして、楽しい遊びに発展するのはよくあることです。手や口を出す前に、一歩引いて様子を見るクセをつけることは、ママにとっても子どもにとってもいいことです。あとで「あのとき楽しそうだったね」と気持ちを聞いてみるのもいいでしょう。
(2)子ども同士では解決するのが難しそうと判断したら近づいてみる
近づいてもまだ声はかけないでください。子どもたちは“人と関わる”社会の入り口に立っています。不器用なのは当たり前。でも本当に困ったとき、すぐそこにママがいるのはきっと心強いに違いありません。
(3)「どうして叩いたの?」ってそれとなく水を向けてみる
叩いた子は、言いたいことと、関わりたい気持ちが人一倍ある子。悪いことなのは分かっている、でもお友達と遊びたい……! 大人が考えるよりも、想像以上に強い気持ちがそこにはあります。
■わが子が叩かれた、叩いたときにどうする?
筆者の長女が幼稚園児だったときに、同じクラスの男の子に叩かれて泣き出したことがありました。私が間に入ったものの長女が「どうしてぶったの?」と彼に聞くと、思いもかけない答えが。
男の子:「○○ちゃんとあっちに行って一緒に遊びたかったの。でもね、○○子ちゃんをたくさん呼んだけど、全然来てくれなかった……」
筆者:「それで叩いちゃったの?」
男の子:うなずく
筆者:「じゃあ、○○ちゃんにどうして来てくれなかったの? て聞いてみたらどうかな」
男の子:「どうしてきてくれなかったの?」
長女:「金魚みてた……」
筆者:「聞こえなかったの?」
長女:うなずく
ということがありました。
叩かれた長女にとっても、叩いた相手の思いを知る絶好の機会でしたし、男の子にとってもこういう時もあるのだということを学ぶいい機会だったと思います。
もし叩く前に止めたり、無理やり謝らせてその場を濁していたとしたら、ここで彼らが学んだ大事なことは先延ばしされていたことでしょう。伝えたい思いがそこにある、ということを子どもたちが知ること。そのために大人が導いてあげることは、子どもたちがある程度大きくなるまでは、必要なことです。
■親がすべきでない3つの行動
(1)先に手や口を出す
(2)叩いた子どもに無理矢理謝らせる
(3)子どもの代わりに謝る
間違ってもしてはいけないのはこの3つです。特に後の2つは、子どものプライドを傷つける行為なので、出来れば避けましょう。
「ごめんね」で終わりに出来ると勘違いしている子をよく見かけます。とはいえ、ママも人間。考えた通りに行かないこともあるでしょう。それでも子どものことを考えてとった行動は、きっと子どもの心に大事なものを残すはずです。
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【著者略歴】
※ mica・・・現代美術ギャラリー勤務時に夫と出会い半年で結婚、渡米。アメリカで年子姉妹を産み帰国。その後日本で三女と長男を自宅出産。現在は夫・姑・四人の子と共にシンガポール在住。 長女の不登校や苦しい罪悪感だらけの子育てを経て、今では自然体でこどもと接することが出来るようになった自身の経験を活かし、子育てアドバイザーの資格を取得。子育てのお悩みのご相談は、micasmilemica☆gmail.comまでお気軽にメールください。(☆を@に変えてくださいね)