白鵬VS貴乃花親方「最後の決戦」が始まった! (2/4ページ)
なかでも、協会ナンバー3の総合企画部長の貴乃花親方(42=元横綱)は、問題の矢面に立たされることとなった。
「昨年の春、貴乃花グループは正式に一門へ格上げされ、この春場所、貴乃花一門から親方が1名、審判部入りすることになりました。ですが、この審判部は"子どもでもわかる"と判定を批判されたことで、現在、白鵬とは一触即発なんです」(貴乃花部屋関係者)
執行部という立場に加え、一門の親方が"反白鵬"の牙城ともいえる審判部入り。さらに、
「貴乃花親方は2008年には審判部副部長、10年には審判部長を務め、当時は"説明不足だ"などと周囲からの批判も浴びましたから、騒動の発端となった審判部には同情的な見方をしているでしょう」(同)
平成の新旧大横綱2人のガチンコ対決が、今まさに始まろうとしているのだ。
実は、貴乃花親方は白鵬に苦言を呈した過去がある。
「10年7月、相撲協会は賭博問題のため、名古屋場所千秋楽で優勝力士に贈られる、天皇賜杯などの表彰をすべて辞退しました。これに白鵬が"自分たちの手で国技を潰す気か"と主張しましたが、貴乃花親方は"協会員の一員として粛々とやっていくべき"とバッサリ切り捨てました」(前出のベテラン相撲記者)
また、貴乃花親方の審判部長時代には名横綱たる自身の相撲道を具現化したような、こんな逸話がある。
「10年の九州場所前、白鵬が連勝記録を重ね、双葉山が築いた69連勝の大記録と並ぶかが注目されていた時期がありました」(同)
順当に勝ち進めば、白鵬が記録に並ぶのは7日目。
場所前から取組編成が話題になっていた。
「審判部では相撲を盛り上げるために上位の力士に当てるべきという声もありましたが、貴乃花親方は平常心にこだわり、"浮わついた取組編成をすべきではない"と主張。7日目の対戦相手は平幕の北大樹(北の湖部屋)に決まりました。結局、白鵬は2日目に稀勢の里に敗れ、63連勝で記録は途切れました」(同)
ここまで平常心を尊ぶ彼が、ここ最近の白鵬の平常心を欠いた言動を苦々しく思っていないはずはない。