川島なお美が絶賛するコーヒー浣腸「腹膜炎になる危険も」

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写真はオフィシャルブログより
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 女優の川島なお美(54)が、夫の鎧塚俊彦氏(49)とのフィリピン旅行中に初体験したという“コーヒー浣腸”について『こんな世界があったなんて~~。お腹スッキリ、頭も冴えわたり、その後のお食事がさらに美味しかった』と、その効果に驚愕した。3月9日付のブログで明かしている。

王室関係者ほか、セレブもやっている

 コーヒーで腸内を洗浄する……思わず目を疑ってしまう行為ではあるものの、その疑問について、3月19日発売の「女性セブン」(小学館)が報じている。同誌によれば、コーヒー浣腸法はドイツのゲルソン博士によって始められた健康療法で、美容法として採用している人も多く、某国王室関係者をはじめ世界中の多くのセレブも取り入れているそうだ。

 そのまま飲むよりも、肛門から注入することで、「コーヒーに含まれるカフェインが腸内で吸収され、副交感神経を刺激し、肝臓の機能を高め、大腸から吸収された有毒ガスや有害物質を解毒、排出する」のだという。

 やり方は、点滴パックに入れたコーヒーに800~1000ccほどの温水(36℃が目安)を足し、管から直接肛門に入れて、時計回りにお腹を2~3分マッサージ。すると、驚くほど大量の便、いわゆる「宿便」が出てくる……という仕組み。つまり「ダイエット効果」や「デトックス作用」があるというわけだ。

 ちなみに使用するコーヒーは、専用に作られている無農薬有機栽培で育てたオーガニックコーヒーが望ましい。市販のインスタントコーヒーや自販機の缶コーヒーは使用しない方がいいとのこと。代謝が良くなり、肥満改善、便秘の解消はもちろん、生活習慣病や、さらにはガン予防効果まであると、いいことばかりのように思えるこの「コーヒー浣腸」。ネット上でも近頃「試して良かった」という声が目につく。

危険性を指摘する声も

 しかし一方で、そもそも宿便は「存在しない」という説もある。

 素人による浣腸の危険性を指摘する医師も多く、

「直腸の粘膜を傷つける恐れや、突き破って直腸が破裂する場合もあり、胃まで達してコーヒーを直接注入してしまえば腹膜炎になる。失敗することで死に至る危険性がある」(内科医師)

 という意見も。また、浣腸のやり過ぎによる電解質異常や、自力での排泄機能が弱まる可能性もあるのだとか。

 ひどい便秘に悩む人には福音に聞こえるこの「コーヒー浣腸」、やはり専門医の診察をしっかり受けたうえで慎重に取り入れる必要がありそうだ。

(取材・文/チロル蝶子)

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