【アニメキャラの魅力】人形を操るさすらいの旅人!?「国崎往人」の魅力とは?『AIR』

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(C)VisualArts/Key/翼人伝承会
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 深夜番組で放送されていたアニメ『AIR』の主人公で、原作はパソコンゲームの同名タイトルをアニメ化した作品です。この作品は2000年に発売されたパソコンゲームの中で、年間No.1に輝いた実績を持ち、主人公を含む独特な個性を持つキャラクターたちが織り成す物語は、ぐいぐいと引き込まれるような魅力と面白さがあります。今回は、登場するヒロイン達に振り回されながらも真摯に向き合おうとする主人公「国崎往人」の魅力をご紹介します。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■人形を操る能力

 遥か昔から代々受け継がれてきた力で、法術と呼ばれている代物。国崎往人は、手をかざし念じることによって物を動かすことができる特殊な能力を持っています。この能力を見世物として使い、各地を転々とする生活を送ってきました。幼い頃に母親を失い、幼少より「旅人」(自称)として渡り歩いてきたと本人は語っています。

 元々、物を動かすことは初歩の初歩のようで、長い年月のうちに大半の能力は使えなくなってしまったと思われます。国崎往人自身は、専ら人形を動かすことが多いですが、その気になれば大半のものを動かすことが出来るらしく、まさに彼の生きる術そのものとも言える能力です。

■優しい人柄

 目つきが悪いと指摘されるシーンがありますが、実は優しい性格です。一度は見限ったつもりでも、どうしても気になり現場に戻るといったタイプ。常識があるのかないのかわからない行動をとることもありますが、その行動は直情型とも言うべきもので、自身の強い意志から来ているものでしょう。

 危険を顧みず、行動に出るその姿勢は、時に無謀ともいえるものもありますが、これまで明日の生活もままならないような生き方をしてきた彼にとっては、自身の命の危険すらもそれほど意に介するものではないのでしょう。身を呈して人を守るその姿からは、不器用ながらも彼のやさしさをうかがい知ることができます。

■底なしとも言える食欲

 サッカーボールほどの大きさのおにぎりを軽く平らげてしまうことや、常にお腹を空かせていることなど、彼のすさまじい食欲は物語の冒頭から垣間見ることができます。その割に細身で、一体どこにそれだけのものが入るのかを疑ってしまうほど。「何を食べたい?」と聞かれると、必ず「ラーメンセット」と答えるほどラーメン好きで、行く先々で人を困らせる一面も。お腹が満たされているのは食事の直後だけで、それ以外は常に空腹に襲われています。

 彼自身、自分の将来のことをそれほど重要だとは思っていないようですが、その行動の原点にはきちんと筋を通す何かを感じることができます。他人を思いやれるやさしさをはじめ、彼の性格に共感できる部分はたくさんあります。ここでは説明しきれない「国崎往人」の魅力、ぜひご自身の目でお確かめ下さい。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:もんきち(キャラペディア公式ライター)

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