スペインに住んでみる!?【仕事探し編】
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日本である程度お金を貯めて準備も無事に整い、いよいよ始まったスペインでの生活。最初はまったく違う文化や生活習慣にとまどったり、手探り状態で毎日があっという間に過ぎていくことでしょう。 今回は、【はじめの一歩編】に続き、学生としてスペインへ渡った場合の仕事探しについて、すこしご紹介したいと思います。
そもそも仕事ができるの?
出典: decoracionia
答えはYes。
日本でがんばって貯金をしてきたものの、貯金が減っていくばかりの生活は心もとないのも事実です。
前回もお知らせした通り、スペインにはワーキングホリデーという制度はないのですが、学生というステータスで働くことができます。ただし、学生ビザを保有していること、企業との契約(最長で6カ月)を結び労働できるよう申請をした上で、週に20時間までと決められています。
その他に大学や専門学校に通い、Convenioという許可証を受け取れる状況であれば、企業のインターンとしても研修することができます。
※2015年3月現在
労働ビザには替えられないの?
替えられます。
ただし、一般的には、学生のステータスとして3年以上滞在していないと申請ができないと言われています。つまり、最低でも2回は学生VISAの更新が必要ということです。
その上で、雇用してくれて労働VISAの申請手続きをしてくれる企業を見つけ、無事に申請が通れば晴れて脱学生、フルタイムで働くことができるようになるのです。
・・・とはいえ、スペイン人でさえ失業しているような現在のスペインで、決して簡単とはいえないのが現状。そして、労働VISAを持っていない人を雇ってくれるところが少なかったりするのですね。労働許可がないから働けない、雇用先がないから労働許可が取れないといった負のスパイラルが・・・。
そんな状況ではありますが、日本語や日本人の求人を見つけるのもひとつの方法だったり、やはり日本語とスペイン語に加え、英語が話せると強い気がします。
※2015年3月現在
では、どんな風に探すのでしょうか?
①王道は求人サイト
出典: infojobs
出典: oficinaempleo
やっぱり基本は求人サイト。日本でもメジャーな探し方法ですよね。求人情報の多い少ないはあるものの、スペインにもたくさんの求人サイトがあります。
職業の分野や働きたい地域などの情報で絞り込んでいきます。また、登録すると大量のお知らせメールが届くことに・・・。
その他には、直接企業の採用窓口へ履歴書を送るというのもひとつです。
②実店舗で
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日本食レストランなど飲食関係で探すのであれば、日本食を売っている店舗などの掲示板に張り出された求人情報で探すという手も。ピンポイントで日本人を募集している可能性としては高そうです。
あと、こちらでよくあるのが飛び込みで履歴書を置いていくこと。とにかく、求人の有無は置いておいて履歴書を配りまくるのもありかも!?
③やっぱコネで!
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なんだか元も子もない話ですが・・・正直これが一番の近道かもしれません。
というのもスペイン、コネ社会と言われていて「友達や知り合い、家族の紹介」だと比較的入っていきやすいようです。そういわれたところで、いち外国人としてそう簡単にコネクションができるとは限らないのも事実ですが「仕事を探している」ということを周囲に表明しておく、知り合いを増やしておくという草の根の活動が身を結ぶかもしれません。