【アニメキャラの魅力】傍若無人の理不尽大王!すべてを備えたチャンピオン「鷹村守」の魅力とは?『はじめの一歩』 (2/3ページ)
■とにかく強い!無敗の男
WBC世界ジュニアミドル・同ミドル級チャンピオンで、アニメ3期の終了時点の戦績は19戦19勝19KO、無敗のパーフェクトレコードを持つ無類の天才ボクサー「鷹村守」。その力は熊をも素手で倒し、胸に残る爪痕が野性的な魅力を際立たせています。鷹村さん自身も、6階級制覇を口外してはばかりません。
しかし、その戦いは全てが楽勝な訳ではありませんでした。自身初の世界タイトルマッチである「ブライアン・ホーク」戦では、ホークの変幻自在なボクシングに翻弄され、あわやのピンチに立たされます。トレードマークのリーゼントは崩れ、前髪が落ち(別名・死闘モード)、そんな彼の姿には、いつもの鷹村さんとはまた違う格好良さがあり、ピンチな状況も忘れてうっとりしてしまったファンも少なくないことでしょう。しかし、そんな状況でも、元来持っている野性的な格闘センスと、鴨川会長に叩き込まれた科学的な近代ボクシング、そして膨大な練習量に裏打ちされたボクシングスタイルで、ピンチをはねのけていくのです。その姿は、ホークのセコンドの「ミゼル・ゲール」をして「ボクサーの理想像だ」と言わしめるほどでした。
■ボクシングと鴨川会長に対する思い
そんな鷹村さんですが、なぜそこまでボクシングに打ち込むのでしょうか?それは、彼の家庭環境にも一因があります。実は鷹村さんは大企業「鷹村開発」創業家の次男坊。しかし、元来腕っ節が強く、兄のラグビーの試合で心無い野次を飛ばした観客へ暴力沙汰を起こし、勘当されてしまいます・・・。その後、ケンカに明け暮れ、漫然とした学生生活を過ごす鷹村さんを路上で見かけた鴨川会長が、ボクシングの世界へと引き込みます。そして鷹村さんは初めて“自分の居場所”を見つけるのです。そして、ボクシング、自分が生きる場所、居るべき場所を与えてくれた鴨川会長に、鷹村さんは恩義を感じ、ボクシングに嘘をつきたくない、会長にチャンピオンベルトをプレゼントしたいと、極限の減量や練習にいつも耐え抜くのです。
鷹村さんと会長の信頼関係が最も現れるのがホーク戦の佳境です。満身創痍でダウン寸前のその時、鷹村さんは鴨川会長や一歩たち仲間の思いを背に、踏みとどまって起死回生のパンチを放ちます。