【アニメキャラの魅力】才能溢れる神出鬼没のお笑いキャラ!?「森田忍」の魅力とは?『ハチミツとクローバー』 (2/3ページ)
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行方不明になったと思ったら、世界的な映画賞を受賞していた・・・なんてこともありました。彫刻科の丹下先生に「才能を積載オーバーした暴走列車」と言わしめるほどの実力を持っています。しかし、その才能を正当に活かそうとせず、完成させずに中途半端に放り出すこともしばしば・・・。
恋愛も同様です。はぐちゃんと買い物デートをしたり、勢い余ってキスしてしまったり、はぐちゃんの気持ちをさんざん振り回したところで、何も説明せずにまたいなくなってしまいます。何もかも気まぐれで、まるで正面から向き合うことを拒んでいるかのよう・・・。
しかし、森田さんもひどい面ばかりではありません。スランプに陥っているはぐちゃんをこっそりとはげましたり、真山への片想いに悩む山田さん(山田あゆみ)をなぐさめたりと、実は優しいところもたくさんあるのです。どこへ行っても何をしても「自分は自分だ!」という、揺るぎない自意識を持つ森田さん。状況に左右されることなく、意外と冷静に周りの人を観察し、気を配っているのですね。直接「がんばれ」なんて言わない、そのさりげない優しさにグッとくる人も多いはずです。
■優しさゆえに自分が壊れることも厭わない。隠された繊細さ
アニメ2期第6話・第7話で、やっと森田さんの過去と謎のバイトの真実が明かされます。親友に裏切られ、自分の会社を乗っ取られてしまった父に代わり、復讐を遂げるために、森田さんは無茶なバイトでお金を稼ぎ、人脈を作っていたのです。それは、どうしても復讐心を消すことのできなかった兄「馨」への思いやりでもありました。
しかし、根が優しい性格の森田さんは、復讐を遂げた後、ボロボロになってしまいます。そんな時、はぐちゃんが倒れてきたガラス板の下敷きになり、利き腕の神経を切る大怪我を負って入院したことを知ります。はぐちゃんの元へ駆けつけた森田さんは、「描かなくていい」「生きててくれればいい、一緒にいられればいい」と告げるのです。森田さんが初めてはぐちゃんにストレートに出した優しい言葉。しかしそれは、本当の優しさではなく、「何もかも投げ出してしまいたい」という、森田さんの弱さからくるものだと、はぐちゃんに見抜かれてしまいます・・・。