法改定でフランスでは14歳から乗れるようになった「Twizy」って? (1/2ページ)
電気自動車(EV)の普及を妨げているのは、航続距離の短さだ。カタログスペック上 200kmといっても実質100kmほどしか走れなく、さらに充電スポットが限られ、常に電欠の不安と戦いながら走らなければならない。
しかし、これが通勤通学といったコミューター用途であり、必ず充電スポットがある場所だとしたら。カーシェアで常にフル充電のEVが借りられるとしたら。そんな特定用途をターゲットにした小型EVが注目を浴びている。
■ ルノーの『Twizy』とは
ルノーが開発した純粋な小型EV。前後に乗るタンデムスタイルで2名乗車が可能、スクーターを一回り大きくしたサイズで、キャノピー(屋根)が付く。ドアらしきものもあるが、あくまでも転落防止のためのもので、窓ガラスは入っていない。
この小型EV『Twizy』は渋滞が激しく路上駐車をギチギチにするパリのような都市部で、自動車とスクーターの間を埋めるものとして開発された。
■ 小型EVの普及を後押しする14歳からの運転
小型EVはスクーター並みの経済性と利便性、そして自動車並みの安全性を両立。さらに地球温暖化排出ガスがゼロと、エコである。近距離の通勤通学用途がメインのため、自動車のような航続距離も不要だ。
フランスでは法改正により原動機付自転車(原付)と同様、14歳以上であれば免許を取得して乗れることとなった。パワーは制限され、最高速度も45km/hまでしかでないモデルだが、原付の代替と考えれば十分であろう。キャノピー装備で雨の日もさほど濡れず、滑りやすい路面であっても2輪と違い安心してブレーキをかけることができる。
■ 日本では日産が社会実証実験を実施
ルノーとアライアンスを組む日産はこの 『Twizy』を 『NISSAN New Mobility Concept(NNMC)』として日本に導入、車両法の整備と合わせながら実証実験を行っている。日産本社のある横浜市で『チョイモビ』という名前でサービスを提供、登録すれば誰でもレンタル可能だ。
『チョイモビ』はワンウェイ型カーシェア。