ピルスナー以外にもたくさん! ラガー系スタイルあれこれ【ビールひとくち講座 第2回】 (2/2ページ)
これは簡単にいうと「ビールには麦・ホップ・水・酵母しか使ってはならない」という法律で、その制限の中で各醸造所の職人たちが工夫を凝らし、さまざまなスタイルが生まれました。
ドイツのラガー系スタイルには以下のようなものがあります。
・淡い色とライトな飲み口の「ヘレス」
・いぶした麦を使うため、スモーキーな香りを持つ「ラオホ」
・6~10%という高いアルコール度数の「ボック」
・ビールの祭典、オクトーバーフェストのために作られる「オクトーバーフェストビア」
ヘレスとオクトーバーフェストビアはピルスナーに近く、比較的軽い口当たりのビールです。
これと対称的なのはボック。かつて断食中の修道士たちが唯一「液体のパン」として飲むことを許されていた銘柄もあります。つまり、食事代わりにできるほどお腹にたまるビールだということです。
アルコール度数も高めですので、ボックは日本人にとって少し重く感じるかもしれませんね。
ボリュームについては各スタイルで差がありますが、ラガー系スタイル全体では「シンプルな味わいのものが多い」といえるでしょう。
しかし、こういったラガー系スタイルの味があまり好きではない、という方もおそらくいらっしゃると思います。
そんな方にオススメしたいのが、エール系のスタイルです。
次回はラガー系とはまた違った魅力を持つ、エール系のビールについてご紹介していきますので、お楽しみに。