ロンドン大学「コーヒーが肝臓がんに効果的かも」 (2/2ページ)
今回の発表でとくに注目を集めているコーヒーについては、含まれる化合物が生体防御を活性化させることが分かり、ほかにも炎症を減らしDNAへのダメージを防ぐこと、またDNAを修復する能力を増加させ、インスリンに対する敏感度を改善させることの可能性があるということだ。
しかし、現状ではコーヒーの摂取を肝臓がん予防の決定的なアドバイスとするためには、まだ答えの出ていない疑問もあるようだ。例えば、コーヒーを飲む量やミルク/砂糖の有無、あるいは調査で使われたコーヒーにカフェインが入っていたか、レギュラーかインスタントかといった点も明確ではないという。今後はこうした問題を明らかにする必要があるほか、体の他の部位への影響も慎重に調べなければならないようだ。
私たちが日常的に摂取することが容易なコーヒーなだけに、実際の予防法として確立されれば極めて有益といえ、今後のさらなる研究を待ちたいところだ。なお世界がん研究基金では肝臓がんのリスクを減少させるために2つのことを推奨している。それは、健康的な体重を維持すること、そしてアルコールを摂る場合も一日に男性で最大2杯、女性は1杯に制限することだ。将来の健康を考えていくうえで参考にしてはいかがだろうか。
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