『ウォーキング・デッド』のグロい効果音は驚きの素材から生まれる! (2/3ページ)
コンピューターでは忠実かつ効果的な音を再現できないということもあり、バーバネル氏のような約30年のキャリアがあって、的確に必要な音を生み出せるアーティストはとても貴重なのです。
さらに、同氏は音を再現するために自ら小道具を組み立てることもあり、どんなニュアンスの音にも対応できるように、常にCraigslistをチェックしたり、ガレージセールに足を運んだりしているそうです。そして、第六感と経験、少しの科学の知識を基に品を選ぶとのこと。
多くの場合で物理学を必要とします、特に音波技術と共振や共鳴ですね。正しい共鳴を得て、正しい扱い方を知る...そうすれば「少し木質に」とか「少し金属質に」といったニュアンスを変化させることができるようになります。また、周囲を感じる、良い感性を持つことで知ることも可能です。これも物理を学ぶということなんですけどね。
言葉の一つ一つからバーバネル氏の職人らしさが感じられます。
試しにセロリを買って、骨が折れる音を再現してみたくなったのではないでしょうか? もちろん、食べ物は粗末にしてはいけませんので、試した後はおいしくいただいてくださいね。
なお、バーバネル氏が作った効果音が聞きたい方は、『ウォーキング・デッド』のゾンビ殺害シーンで「天国と地獄」や『ウォーキング・デッド』シーズン5の全キル・シーンをどうぞ。また、ゾンビ役が実際に食べているものを知りたい方は、『ウォーキング・デッド』豆知識集をご覧ください。