『ウォーキング・デッド』のグロい効果音は驚きの素材から生まれる! (1/3ページ)
先日、テレビや映画、ゲームなどの効果音を作るアーティストのグレッグ・バーバネル氏を特集した記事がアップされ、その中で大人気ゾンビドラマの『ウォーキング・デッド』のグロい効果音の作り方が明かされました。
io9が取り上げた内容によると、骨が砕かれる音はナッツや野菜といった物から作られているそうです。
「骨が折れる音」はセロリの茎の束です。セロリの茎といっても単体ではなく、大きな束なら重なり合った複雑なポキっと折れた音を作り出すことができます。これによって大きくて力のこもった繊維質な音が出て、とても効果的なのです。
「頭蓋骨を砕く」鋭く硬い音はクルミを使っています。クルミをふたつ握って砕くのです。もしくは、足で優しく踏み砕きます。こうすれば骨を砕くのにそっくりな音ができます。
また、ホラーに限らず500本以上の作品にクレジットされているバーバネル氏は、湿った音を作る為に布と鶏肉を使うとのこと。
血が滲み出るような、絞り出す系の音はセーム革(カモシカの皮を植物油でなめしたもの)で再現します。
セーム革を湿らせて重ね合わせ、しみ出させるのです。圧をかけるとゾクゾクする音が得られます。これはとても簡単で効果的です。より激しい音が必要な場合は、この湿らしたセーム革を丸ごとの生の鶏肉の中に詰めます。
デジタル化が進むエンタメ業界において、効果音を作る「フォーリーアーティスト」は数少ないローテクを駆使する職人。