無理矢理止めちゃダメ!子どもが「ケンカで育む」超大事な能力3つ (2/3ページ)
(2)「論理的思考や説得力、問題解決能力」が身につく
ただやみくもに、「自分が先!」と言っても、相手がスンナリ聞いてくれるはずありません。相手も当然「僕が先だ!」と言い返してきます。
そこで、どんな風に言えば相手の主張をくつがえして、自分が先だという主張を通せるかを、子どもたちは必死に考えるのです。
なぜ今、そのおもちゃを使いたいのか。相手を納得させられるように、状況を説明する必要があります。
「僕は今ブロックで病院を作っているんだ。だからこの救急車(のおもちゃ)がいるんだ!」
「僕だって車で遊びたいんだ!」
そこで、病院を作っている子は代替案を出します。
「じゃあ、このトラックを使えばいいよ。トラックなら荷物も運べるよ!」
「…うん。じゃあ、トラックでいいよ」
相手を説得するために、論理的に考えて問題を解決できました。一見落着です。
(3)「精神力」が身につく
最初は子ども自身、怒りの感情をうまくコントロールできずに手こずります。しかし、何度もケンカを経験すると、自分の感情をコントロールする術や、我慢の仕方などが自然と身に付いていきます。
子どものケンカでは、相手から「嫌い!」とか「もう遊ばない!」といった心無い言葉を浴びせられることもあるでしょう。
しかし、それらもまた精神力を強くする薬になるのです。
いかがですか?
論理的思考も説得力も、問題解決能力や我慢強さも、全て大人になってからも必要な能力ばかりです。
兄弟や友達との口ゲンカは、すぐに止めてしまわずに、どんなやり取りをしているのか、どんな風に解決するのか見守ってみませんか?
きっと子どもの成長と知恵に驚くはずですよ。