【LGBTの今を知りたい】今の若い子たちはtwitterやLINEで悩みを聞いてもらえるからラッキーだと思う (2/4ページ)
それはなぜかといったら、テレビでタレントさんとかが「二丁目で飲むのが楽しい」って発信して、そのイメージが定着してきた影響で、ノンケのお客さんとか女性のお客さんがすごく増えてるんですよ。お客が増えることはお店的には売上が上がってありがたいことですけど、社会生活においてゲイであることを隠している人からしたら、遊び感覚で二丁目に来た同僚の女の子なんかとばったり会ってばれたらまずいでしょ?
――ゲイであることを隠している人は多いんでしょうか?
基本的に、「この子になら言っても大丈夫。信頼できる」って子にしかカミングアウトはしないですよね。自分も昼間はオフィスワーカーなので分かるんですけど、ゲイに対して快く思っていない人も多いし、全員にカミングアウトしたら仕事にも支障をきたすことになると思います。やっぱり、みんなめんどくさいことは避けたいから、普段の生活ではノンケを装ってる確率が高いかもしれませんね。

――トシさん自身、ゲイ以外の人にすべてを話すことはあまりなかったですか?
学生時代とかも誰にも言ってなかったですし、自ら言う必要性はないかなって考えています。なんだかんだいってゲイ差別というか、偏見を持っている人はたくさんいますので、カミングアウトしたことで相手に不快な思いをさせてしまったり、逆に自分自身が嫌な思いをしたりするくらいだったら言わなくていいかなって。
ネットの普及によって、ゲイコミュニティーの輪が広がった――最初に、自分が男性を好きだと意識したのっていつごろでしたか?
記憶が定かじゃないですけど、なんとなく幼い頃から男の人には興味があった気がしますね。もちろんその頃はゲイとかホモとかって言葉も知らないですし、自分がそういう感情を持っていることも分からない。高校生のときには彼女もいたんですけど、やっぱりどこかで男の人を追っている自分に気づいてはいました。