【アニメキャラの魅力】合唱時々バドミントン部のセンター!「坂井和奏」の魅力とは?『TARI TARI』 (1/2ページ)
日本でも指折りの作画技術を持つアニメーション制作会社「P.A.WORKS」。彼らが2012年夏に放った、青春ドラマアニメーションの傑作が『TARI TARI』です。まるで名画のように描き上げられた美しい江ノ島を舞台にし、「合唱時々バドミントン部」という奇妙な名前の部活を立ち上げる3年生5人は、それぞれがただ何かを求め、残そうとするために、短くも大切な一夏を駆け抜けます。今回は、そんな本作の主人公「坂井和奏(さかいわかな)」の魅力を紹介します。和奏と音楽の関係こそ「TARI TARI」の主旋律といえます。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■主人公として -音楽と仲間-
『TARI TARI』は、合唱、そして音楽がテーマのアニメです。しかし物語は、主人公である和奏が音楽科から普通科に転向し、合唱部の誘いには「やらないよ。」と、音楽を完全に拒否するところから始まります。主人公である和奏が持つこの「音楽への影」に大きく惹かれます。
物語が進むにつれて、彼女が音楽から離れ、辞めようとする理由が明らかになっていきますが、和奏は悩み抜き、周囲の人達からの温かい触れ合い、そして助言を経て、苦しみを乗り越えていきます。そして、一度は目を背けた、大好きだった音楽に向き合い直し、そして自分の音楽を見つけるために、クライマックスに向けて大きな課題を達成しようと努力します。一度は苦難に心折れそうになっても、自分に向き合い、困難を超え、そして目標を達成しようとする、まさに主人公らしい魅力的なキャラクターといえるのではないでしょうか?
■優しい心の主人公
はじめは合唱部(後の合唱時々バドミントン部)への参加を拒否していた和奏ですが、少しずつ合唱部の活動に参加するようになります。どうしても断りきれなかった心の奥底には、寛大な優しさを持っているのです。その後も、授業中にいきなり大会で伴奏してほしいと頼まれたり、部員を勧誘するためにバドミントンの試合に出るように頼まれたりと、とんでもないお願いをされますが、そのどれにもしぶしぶながらも承諾します。やはり和奏は優しい子ですね。