アニメ業界の内と外 『月影のトキオ』の7分に込められた思いとは? (2/4ページ)
参加するに至った経緯は、ドワンゴの子会社であるMAGES.の代表取締役会長・志倉千代丸さんに推薦された津田さんが、神風動画に声をかけたことがきっかけだったという。そのほか、番組では主人公・トキオは、日本のアニメが大好きで、niconicoのプレミアム会員であることなど、ちょっとした裏設定なども語られた。
──日本アニメ(ーター)見本市に参加して良かったことはありますでしょうか?
板倉 僕らは映像制作チームではありますが、いわゆるアニメーションの文化や文脈でものをつくっている人たちとあまり関わることがなかったので、とても貴重な体験でした。
ちゃんとしたアニメの文脈に加えられたのが嬉しかった。最初の設定資料を見せてもらい、ここまで練られているんだということもわかって、とても勉強になりましたね。
安達 アニメ業界じゃない外側からの参加ということ、しかも、名だたる面々と競い合うという側面もあったので、正直プレッシャーも感じました。でも、この中でなんとか輝いて、ちょっとでも爪痕を残そうと燃え上がる感じが、普段とまた違って制作できました。
須田 僕もゲーム業界からの参加なんですが、当然憧れのみなさんが参加されているし、カラーさんが関わってるプロジェクトなので、ハンパない作品が出てくるってことは最初から想像してたんですよ。
その中で、自分たちと神風さんが一緒にやるということで、最初は、怖さというか、心が震える感じがありました。でも、そこに参加できる喜びも含めて、すごく楽しく刺激的なことができたかなと思います。
せっかくアニメの作品に参加できたので、単なる思い出づくりにさせるのではなく、継続的につくって最終的には劇場版までできたらという目標で、神風さんとやっていこうと思っています(笑)。