今年の新入社員、1992年生まれは悲劇の世代だった!? (1/2ページ)
公益財団法人日本生産性本部の『職業のあり方研究会』は毎年、新入社員の特徴をまとめて発表しているが、今年度は「消せるボールペン型」だという。
その理由は見かけはよくあるボールペンだが、書き直しができる……つまり、見かけはこれまでの新人とは変わらないが、変化に対応できる柔軟性を持っているとのことだ。
しかしその一方で不用意に熱を入れる(熱血指導する)と、色(個性)が消えてしまう。また、使い勝手が良いからと、使い過ぎてもインクが切れてしまう、つまり辞めてしまう恐れがあるという。スペックは高いながら、なかなか扱いにくいところがあるようだ。
さて、新入社員のような若者と話す時に気になるのが、ジェネレーションギャップだ。読者の中には彼らと20もトシが違うという人も多いだろうが、そうなるとなかなか話も噛み合わない。しょっぱなから「えっ、なんすかそれ?」と言われないよう、彼らがどんなことを見て、聞いて、生きてきたのかをチェックしておこう。
彼らが生まれたのは1992年。ちなみに、この年に生まれた子に付けられた名前で一番多かったのは、女の子が“美咲”。男の子が“健太”である。
そして昨年、ネット上で話題になったのが、『1992年生まれの悲劇』だ。なんでも、1992年は節目の年で必ず悲劇が起きているのだという。
まず、彼らが生まれた1992年といえばバブルの崩壊があり、平成大不況に突入した年。この5年後には消費税が5%になり、日本経済はさらなる大不況に突入した。いわゆるデフレ時代であり、牛丼は200円台後半で100円ハンバーガーが当たり前になっていった。彼らはいわゆる不況デフレ世代なのだ。安居酒屋に誘っても、きっと嫌な顔はしないだろう。
ところで今年の4月は暑くなったり雪が降ったりと異常な天気が続いたが、その理由に「1992年生まれが新社会人になったからでは?」とも噂された。実は彼らは高校に入学した2008年の4月には爆弾低気圧の到来で真新しい制服がドロドロに汚れたり、二十歳になった2012年の成人式には大雪に見舞われているのだ。天候に恵まれない世代だったのである。ゲリラ豪雨もなんのその、どんな天気でもめげずに取引先に向かう、たくましい営業マンになるだろう。