イライラがスーッと消える!? わが子を素直に「可愛い」と思えるようになる方法 (2/3ページ)
」
健常児を持つと恵まれていることに気付かずに、ない物ねだりばかりしてしまうものです。でも、生まれる前は障害児の親になる可能性はいくらでもあったのです。
それに、健常児であろうとなかろうと子どもはすんなり大きくなりません。事故や病気に見舞われたり、いじめにあったり、希望の学校に不合格だったり、夢を果たせなかったり。
そんな時、一番子どもを守ってやらなくてはならない親が期待通りに育っていないと認めずに、条件付きの愛を与えていると、子どもは不幸な人生を歩むことになるでしょう。
■子どもの存在を「認める」ことが大切
『五体不満足』の著者、乙武洋匡さんは、なぜあんなに輝いているんでしょう。自信に満ち溢れた表情は、彼に手足がないなんてこれっぽっちも感じさせません。
その理由は、彼のお母さんが手足がない胴体に頭だけがちょこんとのっかっている我が子と対面した時「可愛い」と喜んだこと。そして、五体不満足の子どもを産んだことを嘆き悲しむことなく、認め褒めて育てたことによります。
『五体不満足』のあとがきにはこう記されています。
「これから生まれてくる子どもに対して、親が馳せる想いはさまざまだろうが、最低限の条件として、上のような言葉をよく耳にする。
“五体満足でさえ生まれてくれれば…”
だが、ボクは、五体不満足な子として生まれた。不満足どころか、五体のうち四体までがない。そう考えると、ボクは最低条件すら満たすことのできなかった、親不孝な息子ということになる。
だが、その見方も正しくはないようだ。両親は、ボクが障害者として生まれたことで、嘆き悲しむようなこともなかったし、どんな子を育てるにしても苦労はつきものと、意にも介さない様子だった。何より、ボク自身が毎日の生活を楽しんでいる。多くの友人に囲まれ、車椅子とともに飛び歩く今の生活に、何ひとつ不満はない。」
いかがでしたか。
子育てサイトや子育て本には手っ取り早い方法論がたくさん紹介されています。しかし、こうした方法論ばかりに目が行っていませんか。