祭りなのになんか物悲しい…。バルセロナのイースターってどんなもの?

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祭りなのになんか物悲しい…。バルセロナのイースターってどんなもの?

イースターって、どこかで聞いたことがありますか? スペインをはじめとするキリスト教国では春の一大イベントで、だいたい毎年3月の終わり頃から4月の下旬ごろにあたります。 このイースター、キリストの復活祭にさきがける1週間で、スペインでは「セマナサンタ」と呼ばれています。毎年、日にちが変わるのですが今年は3月29日から4月6日。 セマナサンタの期間中は日本のGWのように1週間ほど休みをとって旅行に行く人も多いのですが、セマナサンタのための宗教色の強いイベントががあったり、特別なお菓子があるので、バルセロナにいても十分楽しめる期間。 今回は、そんなバルセロナのセマナサンタに迫ってみたいと思います!

スタートは日曜日の「聖枝祭」

出典: grupo anton

キリストが反対派に捕らえられるのを覚悟で聖地エルサレムに入った日とされているのがこの「聖枝祭」。スペイン語では「ドミンゴ・デ・ラモス(Domingo de Ramos)」。
イースターが始まった3月29日の日曜日、棕櫚(しゅろ)を編んだ飾りを売るマーケットが開かれ、飾りを手にしたこどもたちを見かけました。これはエルサレム入りしたキリストを人々が棕櫚や洋服を道に広げて迎え入れたという記述からきているんだそう。

そして聖金曜日

スペインでは、聖金曜日は祝日。夕方になると、宗教行列がおこなわれました。
聖書によると木曜日、キリストは12人の弟子たちと最後の晩餐をとります。そして、金曜日ユダの裏切りによってキリストは捕らえられ、十字架にかけられて処刑されるのです。
実はわたしもこれを見るのは始めて。毎年この時期になると旅行へ出てしまっていたので、バルセロナにいる今年はぜひ!と思い、見に行く事に。

黒い衣装に身をまとった人たちが列の先頭を。とがった帽子に目だけ出ているというのが、なんとも言いがたい雰囲気を醸し出している。

そしてキリスト像の登場。本当にきらびやかで圧倒される。

十字架を担いでいるキリスト。悲しみのような苦悩のような表情を浮かべているのが印象的。

その苦しみを表すかのような、裸足で繋がれ十時かを背負った人。宗教行事とはいえ、なんとも異様な光景・・・。

その後を喪服を来た女性たちが続く。

続いて、緑色の集団の行列が始まった。

遠くに見えてきたのはマリア像。

息子を失った母の悲しみの表情、手にはハンカチを。本当に華やかで美しい。

キリスト像、マリア像ともに、大きな台車のようなものにのっていたのですが、どうやら台の中に何人も人が入っていて人力で動かしているようで、前を歩く人が合図してコントロールしている光景が見られました。それにしても、こんなに立派なものを人力で運んでいるなんてびっくりでした。

宗教観、若い世代にいくにつれて薄れてきている傾向にあるのは感じますが、こういう行事を体験すると、スペインはやっぱりカトリックの国なのだなと実感させられます。日本ではわりとメジャーなプロテスタントの行事とはまたひと味ちがったカトリックの習慣や行事をみるのはまた新鮮で楽しい!

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